入学です

シリウスは今日の十時に入学します。訓練がなかなか進まなくても、他の犬や家族以外の人に出会って社会性が育まれることを期待しています。

この前ポチしたしつけ本にはがっかりでした。「生後四ヶ月を過ぎるともう遅いのです」ええええ～！じゃあどうすりゃいいのさ！→しつけ教室にいきましょう・・・丸投げじゃないかよ！外国みたいにあちこちに教室があるわけじゃないんだよ日本は！家はたまたま近くにいいところがあるけれど・・・。

大人になった犬をもらったりしたらどうすればいいんでしょうね。ほんとがっかりでした。仔犬を飼う人ばかりではないんですがね。大きくなった売れ残りの子はどうすりゃいいんでしょうね。ちなみに引っ張りグセのところで書いてある方法でちゃんとしつけていたんですが「すぐ覚えます」とあったけどだめだったんですがね・・・。

ともかく、学校に通わせてみて今後の教育方針を考えなくては。

レイもしつけには苦労しましたが、かなり速いスピードで改善されたのでどうしても比べてしまいます。むしろ、レイのしつけ本の方法で行った方がいいのかも。オルカやさるの調教にも使える方法だったので。

う～んそれともよほどシリウスが頑固なのか。

四ヶ月過ぎると遅いのです・・・その言葉がひっかかります。あからさまな売れ残り組みには酷な言葉です。どんな子でも人と仲良く生きていく権利があると思うのですが。トトもホルスも完全に売れ残り組みでしたがきちんとしつけはできました。鳥さんの方が頭がいいんじゃないのって家族が言います。ホントかもしれません。

震災から一年

早いもので震災から一年がたってしまったのですね。電気も水もガスも無く、ひっきりなしに襲ってくる余震に脅えた日々。やっと電気が通ってテレビを見てあまりの惨状に愕然としたこと。原発の事故。

自分の家族は無事でしたが亡くなられた方々の事を思うとやりきれない気持ちになります。未だに避難している方々もおられます。一年が過ぎたからといって、すべてが解決したわけではない・・・むしろ始まりなのかもしれません。人は忘れやすい生き物だから。

この有様を見ると、神様なんていないのが良く分かります。いたらあんなひどいこと許すわけ無いです。いたとしたら冷酷で残酷な存在です。

いまだに近所に屋根瓦が落ちてブルーシートがかかっている所があります。二年待ちと言われたとか・・・。瓦が品薄だそうです。

震災を体験して思ったのは自分の命はもろいという事。生死は紙一重。1日一日が大事という事。

シリウスは犬の学校に通わせることにしました。デイスク、アジリティも教えてくれるそうなのでいい運動になると思います。訓練士の方に今のしつけ方法は間違っていないのでこのまま続けていってくださいと言われ、安心しました。しかも近所で安い。シャンプーも安い。ただし、訓練士養成学校の生徒さんが担当するので劇的変化をすぐに求めないで下さいと・・・でもいろんなワンコと接すること自体社会性を高めるので価値があります。朝登校して夕方帰宅。まさに学校ですね。

ディスクやアジリティをする姿を想像するとドキドキします。頑張れシリウスと未来の訓練士さんと自分。

妹が昨日卒業式でした。推薦で入学が決まっているのでお待ちかねのケイタイを買ってもらいウキウキの様子。春から新しい生活が待っています。人生で一番楽しい時期でしょう。いい友達に出会えるといいね！

しつけあれこれ

レイを飼い始めてしばらくして反抗期に突入して体中咬まれて青なじみだらけになりました。しつけの本も買ったのですが、今思うとあの本はあまりレイ向きではなかったようです。アップの強要など今考えると悪い事をしたな、と思います。そのあと買ったインコオウムはほめてしつけるという本は衝撃的でした。さっそく実行するとあれよあれよというまに（まあまあ）いい子になりました。パーフェクトではありませんが、日常に支障が無い程度にしつけはできています。

そう、悩んでいるのはシリウスのしつけ。散歩の引っ張りグセが直らなくてついに矯正用のハーネスを買いました。効果はてきめんでしたが、根本的なものは直っていないんですよね。ふつうの首輪で動物病院に行ったらひどく引っ張られて恥ずかしい思いをしました。こりゃしつけのしなおしです。

ネットで調べると、有名なトレーナーがＤＶＤを売っています。が、高い！しかも煽り文句がすごくてひいてしまいました。怪しすぎます。

調べているうちにイアンダンバーという人のしつけ本を見つけました。日本のしつけはチョークカラー（金属の突起物が内側にたくさん付いている刺激の強い首輪）を使ったり（勿論プロが使うなら問題ないでしょうけど素人は使いこなせなさそう）犬を無視してケージに閉じ込めっぱなしとか褒めないとかおやつを使わないとかどうもスパルタ式のようですが、外国は進んでいて褒めて、おやつも使っていいしチョークカラーは使わないでいいしとても参考になりそうでした。とりあえずポチしました。

外国では・・・たしか英国だったと思いますが競馬の馬の鞭も何発までしかいけないと規制されているんです。動物愛護の精神が浸透しているんですね。

ちなみに矯正用ハーネスは外国産、犬に苦痛を与えないと証明されているものです（高かった泣）引っ張りグセをともかく何とかすぐにやめさせたい人にはとてもオススメです。でもサイズがアバウトなので気をつけてください。必ず犬のサイズをメジャーでしっかり測らないとまずいです。でも家に届いたのが数センチ違ったのはなんでなんだ？はまったからよかったけれど・・・。

おもちゃ

皆さ～ん、おもちゃが届きましたよ～かわいいあひるさんのおもちゃはトトに。



ふわふわした感触のパーツが付いています。レイなら三分もたないだろうな・・・。

リングとおしゃぶりのおもちゃはホルスに。



影になって見えにくいですが紙製のリングがカラフルでホルスはふりまわして遊んでいます。これもレイなら数分もたなそうです。ともかく破壊魔王です。

レイは福袋のレザーで制作したおもちゃを。



ありあわせのパーツで作ったのでセンスのかけらもないですが、半日ぐらいはもちそうです。

人間用のおもちゃはルリコンゴウのストラップ。



細かいところまでよくできています。

最後にどんなおもちゃでもあきっぽいコーギーのシリウス。今日やっと血統証が届きました。



下痢気味で服薬中。早く治るといいんですが。

犬の学校は自習？

コーギーのシリウスはどうしてもあまがみがやめられません。もう永久歯が生えているのでシリウスが手加減しても痛い事があります。マズルをつかんで叱っても効果なし。大抵のしつけ本にはマズルをつかむか無視するかと書いてありますがどちらも効果なし。

私を相手にする分にはこの位、全く気にしないほどのものなのですが、もし他の人を噛んでしまったらとんでもない事になります。それに、エスカレートして本気噛みになってしまったら大惨事になりかねません。

考えあぐねていると、散歩のときにコーギーとボーダーコリーのあいの子の若い女の子に会いました。シリウスも気に入ったようで、二人で仲良く遊んでいました。
その子は犬の学校に行ったそうです。回数券を買って教えてもらうそうです。でも、本当にゴメンなさいなんですが、学校に行った効果が私には見えませんでした。おすわりも完全に無視。チョークをいれておすわりも無視。学校に行くにも、効果が無ければ無駄です。しかし、その子はディスクができるそうです。フリスビーを投げたのをキャッチして取ってくるあれです。なるほど、運動のクオリティも高くなるし、なにより飼い主とコミュニケーションをとることもできる。もしかしたら、かみぐせもやわらぐかも。

・・・でも、モッテコイをシリウスは何度教えてもダメなので、アジリティもどきをはじめることにしました。アジリティは馬術の障害飛越をヒントにはじめられたドッグスポーツで、色とりどりの障害を犬たちがいきいきと飛越する姿をテレビなどで見たことがある方も多いと思います。

しか～し！アジリティの用品はお高い・・・。棒とブロックでしょぼいけれど障害物を作ってみました。練習は低い高さから。おやつにつられてすんなり飛び越えました。バーを高くしていくと、短足ゆえにくぐってしまいます。しかたないのでくぐれない高さで練習し、飛べ、のコマンドを理解するまで頑張ることにしました。飛べ、の意味が分かれば高いバーもいける・・・はず。

注意：コーギーは短足胴長ゆえ、アジリティやディスクを過度にさせるとヘルニアなどになり、ひどいと歩けなくなります。何事もほどほどにです。