八月十五日 2008-08-16 | Weblog 「八月十五日の正午の敗戦の放送は、寺の境内で、第一小隊とともに聞いた。土佐高出身の快男子の小隊長は、号泣し、僕もつられて泣きそうになった。そして、やれやれと、思った。これからは歯もなおさなければならないし、服もつくろわなければならないのか----そのとき、『時』がうごき出したのだ。詩の雑誌を出そう、フッとそう思った。」(田村隆一「如矢」から)