天皇陛下、「生前退位」のご意向 法律改正の議論にも

天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を示されていることがわかった。

82歳の陛下は、現在、体調に大きな問題はなく、天皇として、国事行為や数多くの行事などに臨まれているが、関係者によると、生前に天皇の位を皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を、以前から周囲に示されていたという。

陛下は、7年前の記者会見で、ご自身のあり方について、「日本国憲法にある『天皇は、日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴』であるという規定に心をいたしつつ、国民の期待にこたえられるよう願ってきました」と述べられていた。

一方で、2015年12月の会見では、年齢を重ねる中での変化について、「年齢というものを感じることも多くなり、行事の時に間違えることもありました」と明かされている。

こうした発言から、ご自身の年齢をふまえ、憲法に規定された「象徴」としての務めを、より十分に果たせる人が、天皇の職務に臨むことがふさわしいと考えられたものとみられる。

日本では、明治時代以降、天皇が「生前退位」した例はなく、皇室に関する制度を定めた「皇室典範」にも、天皇の退位に関する規定はない。

政府は、皇室典範の改正に向けた準備を水面下で進めていて、今後、法律の改正も含めた議論につながるものとみられ、
陛下の示された「生前退位」の実現には、数年の時間がかかると考えられる。

一方で、宮内庁の山本 信一郎次長は、「そのような事実は一切ない」と否定している。

「生前退位」して余生をゆっくり楽しんで長生きしてもらいたいですね。

頭部に強い衝撃 二男虐待で２０代両親逮捕

　大阪府高槻市で、生後３か月の二男に暴行を加えて頭部に障害を負わせたとして、２０代の両親が逮捕された。

　傷害の疑いで逮捕されたのは、無職・仮屋園文則容疑者（２７）と妻・美加恵容疑者（２８）。警察によると、仮屋園容疑者らは今年３月、大阪府高槻市の自宅で生後３か月の二男に対して激しく揺さぶるなど頭部に強い衝撃を加え、１年の治療を要する障害を負わせた疑いが持たれている。二男は現在、児童福祉施設で保護されている。

　調べに対し、仮屋園容疑者は「危ないが大丈夫だと思って息が切れるほど揺さぶった」と供述していて、警察は、日常的な虐待がなかったか調べている。

　生後３か月の子を揺さぶったらあかんでしょう。

山陽道で逆走の車がトラックと正面衝突、運転の女性死亡

　岡山県倉敷市の山陽自動車道で乗用車が逆走し、大型トラックと正面衝突するなど、少なくとも５台が関係する事故がありました。乗用車を運転していた女性は死亡しました。

　７日午後５時ごろ、倉敷市の山陽自動車道の倉敷インターチェンジ付近を車が逆走していると、通報がありました。警察によりますと、上り線を乗用車が逆走していて、玉島インターと倉敷インターとの間で大型トラックと正面衝突しました。乗用車を運転していたのは高齢とみられる女性で、車から助け出されましたが、死亡しました。

　また、この事故で、大型トラックに別のトラックが追突したほか、直前に逆走する乗用車をよけた車が別の車と衝突し、少なくとも５台が関係する事故になりました。けが人はいない模様です。

　山陽自動車道の上り線は、玉島と倉敷との間で今も通行止めです。

　どうして逆走したんでしょう。

群馬・前橋 １６歳の少年が男性を襲撃、殺人未遂容疑で逮捕

　４日朝早く、群馬県前橋市で１６歳の高校生の少年が、散歩中の男性を手製とみられる凶器で襲撃し殺害しようとしたとして逮捕されました。

　４日午前５時前、前橋市の路上で派遣社員の男性（３２）が散歩をしていたところ、突然、後ろから見知らぬ男に後頭部を殴られ、軽いけがをしました。男はそのまま逃走しましたが、およそ２時間後、現場付近を捜査していた警察官に対し、男の父親を名乗る男性が「息子がハンマーで人を殴ったと言っている」と話したということです。

　その後、警察官が自宅にいた息子の高校生の少年（１６）に事情を聴いたところ、犯行を認めたため殺人未遂の疑いで逮捕しました。

　警察によりますと、凶器はこぶし大の石２つをビニール袋に入れ、長さ４０センチの木槌にくくりつけたもので、少年が自分で作ったとみられています。

　取り調べに対し、少年は「人を殺すつもりだった」と供述しているということで、警察が動機などを調べています。

　恐ろしいですね、動機はなんなんですよう。

女性刺殺し自首 泣きじゃくり舌出す場面も

　先月３０日夜、静岡県浜松市の路上で女性が数十か所を刃物で刺され、死亡する事件があった。その後、職業不詳の男が「人を刺した」と現場近くの交番に自首し、緊急逮捕された。その時の様子を、間近で撮影していた静岡第一テレビ・小林司記者が伝える。

　殺人の疑いで逮捕された浜松市の松坂健一容疑者（４２）は、先月３０日夜、浜松市の路上で介護職員の池本和代さん（４５）の胸などを刃物で数十か所突き刺し、殺害した疑いがもたれている。自首した時の松坂容疑者を間近で撮影していたが、感情の起伏が激しい様子がうかがえた。

　３０分あまり、交番の中にいる松坂容疑者の姿を撮影したが、初めは泣きじゃくり、交番の外にも聞こえるくらい大声でわめく場面もあった。その後、今度は冷静に話し始めたと思ったら、警察官に対し舌を出して挑発するような態度も見られた。ただ抵抗して暴れるような様子はなく、連行される際には素直に応じている様子だった。

　松坂容疑者は「罰を与えようと思った」と供述しているというが、池本さんとの関係は分かっていない。警察はまた、松坂容疑者の車からバタフライナイフを押収し、事件との関連を調べている。

　人を殺してるんですから感情の起伏が激しいのは納得できますがね。