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天皇陛下、「生前退位」のご意向 法律改正の議論にも

2016-07-16 | 事件・ニュース
天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を示されていることがわかった。

82歳の陛下は、現在、体調に大きな問題はなく、天皇として、国事行為や数多くの行事などに臨まれているが、関係者によると、生前に天皇の位を皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を、以前から周囲に示されていたという。

陛下は、7年前の記者会見で、ご自身のあり方について、「日本国憲法にある『天皇は、日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴』であるという規定に心をいたしつつ、国民の期待にこたえられるよう願ってきました」と述べられていた。

一方で、2015年12月の会見では、年齢を重ねる中での変化について、「年齢というものを感じることも多くなり、行事の時に間違えることもありました」と明かされている。

こうした発言から、ご自身の年齢をふまえ、憲法に規定された「象徴」としての務めを、より十分に果たせる人が、天皇の職務に臨むことがふさわしいと考えられたものとみられる。

日本では、明治時代以降、天皇が「生前退位」した例はなく、皇室に関する制度を定めた「皇室典範」にも、天皇の退位に関する規定はない。

政府は、皇室典範の改正に向けた準備を水面下で進めていて、今後、法律の改正も含めた議論につながるものとみられ、
陛下の示された「生前退位」の実現には、数年の時間がかかると考えられる。

一方で、宮内庁の山本 信一郎次長は、「そのような事実は一切ない」と否定している。

「生前退位」して余生をゆっくり楽しんで長生きしてもらいたいですね。