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ホスト役として不自然な態度…敗者となった習主席

2014-11-16 | 報道・ニュース
 北京でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)で安倍晋三首相との初の首脳会談に臨んだ習近平国家主席の態度は異様なものだった。こわばった表情はホスト役としていかにも不自然で、笑顔の安倍首相に挨拶の言葉をかけられても反応すらしなかった。

 余裕のある安倍首相の自然体と比べれば、習主席の態度は稚拙そのものだ。国際会議の晴れ舞台で「自信満々の大国指導者」を演じていたはずの彼が何ゆえにこんな失態を犯したのか。

 政権発足以来2年間、習主席はずっと安倍政権と対決路線をとってきた。日本との首脳会談を拒否する一方、国内外においては「安倍叩(たた)き」を進め、「極右分子・危険な軍国主義者」などの汚い罵倒を安倍首相に浴びせた。そして尖閣周辺の海域と空域では日本に対する挑発行為をエスカレートさせている。

 一方の安倍首相はその間、一心不乱に中国包囲網の構築を目指すアジア外交を精力的に展開した。日米同盟を強化した上、東南アジア諸国との連携を進め、あらゆる国際会議の場を借りて「力の支配」を企(たくら)む中国に対する批判と牽制(けんせい)を行った。

 その結果、アジアで孤立を深めたのは中国の方であった。一時にはベトナムとフィリピンが反中国の急先鋒(せんぽう)となってしまい、ASEAN諸国の大半も安倍首相の中国批判に同調する方へ傾いた。気がついたら、習主席のアジア外交は袋小路に入っていた。

 習主席は何とか劣勢をはね返して外交を立て直そうとし、中国が議長国を務めるAPECが最大のチャンスとみて着々と動き出した。まずはベトナムとの対立を緩和させ、フィリピンとの領土紛争も一時的に休戦させた。経済援助を手段に一部のアジア諸国を手なずけた。準備万端整えた上で習主席はAPECの大舞台に立ったのである。

 しかし彼には心配事があった。安倍首相の出方だ。中国が招かなくても、安倍首相が国際会議参加のために北京にやってくる。そしてもし、安倍首相がこの重要会議において相変わらずの中国批判を展開していたら、中国にとっての晴れ舞台が台無しになってしまう。会議を利用してアジア外交を立て直そうとする習主席の企みは、ご破算になりかねない。

 中国は結局、安倍首相を「野放し」にするようなことはできなかった。そのためには首脳会談に応じる以外にない。もちろん中国はそう簡単に折れたくはない。「領土問題の存在を認める」「靖国は参拝しない」という2つの条件を日本側に突きつけた。

 しかし、安倍首相は最後までそれを拒否した。窮地に立たされたのは習主席の方である。そしてAPEC開催の3日前、日中間でようやく4項目の「合意文書」が交わされた。もちろんそこには「靖国」のやの字も入っていないし、日本が認めたとされる「異なる見解」は決して「領土問題」を指していないことは一目瞭然だ。つまり中国は、日本側に突きつけた2つの「条件」を自ら取り下げて首脳会談に応じた。

 こういうことを強く意識しているからこそ、安倍首相との会談の冒頭、習主席は自らの悔しさを覆い隠すために、条件を引き下げたことを国民の目からごまかすために、わざと無礼な態度をとって虚勢を張るしかなかった。その瞬間、習主席は文字通りの敗者となった。

 習主席にとっての問題はむしろこれからだ。「靖国不参拝」を約束しなかった安倍首相はいつでも参拝できるが、首脳会談に踏み切った習主席にしては、安倍首相に「参拝されたら」大変なことになる。今後、安倍首相に気を使わなければならないのは習主席の方だ。安倍首相を怒らせるようなことはそう簡単にできなくなる。首脳会談後の日中関係で優位に立つのは、結局安倍首相の方ではないか。


 なるほどね。

日中首脳会談 習国家主席が見せた「笑顔なき握手」めぐり波紋

2014-11-13 | 事件・ニュース
注目の日中首脳会談が、10日午後に実現した。そして、会談に先立って、両首脳がカメラ撮影に臨んだ時の映像には、安倍首相が笑顔で話しかけたが、習近平国家主席は、それに応えることなく、横を向いてしまう様子が映っていた。

安倍首相ら、APEC(アジア太平洋経済協力会議)に参加している首脳陣は、APECのプレスセンターのすぐ近くの会場で会議を行っている。

日本時間午後4時半ごろから会議を行っていて、プレスセンターには、各国からの報道陣が、それを報道するために、忙しく出入りをしているような状況となっている。

10日、2年半ぶりとなる日中首脳会談が行われた。

習近平国家主席が見せた「笑顔なき握手」をめぐっては、中国国内、そして海外のメディアで、さまざまな波紋が広がっている。

日本時間午後1時前、中国の習近平国家主席と会談するため、北京の人民大会堂に入った安倍首相。

会談が行われる部屋の前で、習主席を待った。

そこに習主席が現れ、2人は握手を交わした。

2年半ぶりとなった首脳同士の握手。

ところが、安倍首相は、習主席に何かを話しかけたものの、習主席は何も答えず、視線を正面へ向けた。
笑顔はなく、どこか、ぶぜんとした表情だった。

この時、安倍首相が何を話したのかは、カメラのシャッター音で、聞き取ることはできなかったが、会談後の日本側の説明によれば、「公式にお会いすることが非常にうれしい」と話したという。

そして、写真撮影が終わり、2人は手を離したが、習主席からのエスコートはなく、安倍首相は、どうしていいのか戸惑っている様子だった。

安倍首相が部屋に入ると、習主席は、日本側の事務方とも、1人ひとり握手したが、硬い表情を崩すことはなかった。

およそ25分間の会談を終えた安倍首相は、「日中両国が、戦略的互恵関係の原点に立ち戻って、関係を改善する第1歩となったと思います」と述べた。

安倍首相との間では、厳しい表情を見せていた習主席だったが、日中首脳会談に先立ち行われた韓国との首脳会談では、笑顔で、朴槿恵(パク・クネ)大統領と握手。

日本との対応の違いが、際立つ結果となった。

メディアセンターの海外の記者に、今回の首脳会談の習主席の表情について聞いた。

中国メディアの記者は、「(習主席の表情は?)何とも言えませんが...、習主席の表情は、冷静でした。今回の会談を重視しているのだと思います」と話した。

海外メディアの記者は、「確かに、習主席はクールでしたね。ただ、今回は(会談したということが)重要なので、表情のことを言うべきではないですね」と話した。

中国側の公式報道は、日中首脳会談について、「習主席は、日本の安倍首相の求めに応じて会談した」と報じている。

北京市民からは、「いいことです。隣国だから、友好的な関係を維持した方がいい」、「会うだけでは役に立たないでしょう。どんな政策をとるかによるでしょう」などと話した。

今回の習近平主席の表情から、何が読み取れるのか。

フジテレビ外信部の風間 晋編集委員は、「習近平国家主席は、中国国内に『反対論』、『慎重論』がある中で、政治的リスクを取って、この日中首脳会談に踏み切りました。その経緯を考えると、『笑顔でサービス』というわけにはいきません。『これは第1歩であり、今後も日中関係改善のために努力をしていく』という習主席の発言は、大きな転換点です。その重みが、習主席の表情や振る舞いに表れたと思います」と話した。

なるほど。

寺の住職が多額の現金とともに行方不明に 長野市

2014-11-10 | 報道・ニュース
長野市内の寺の住職が、多額の現金とともに行方不明になっていることがわかった。

被害総額は、およそ2億7,000万円にのぼる。

檀家総代の男性は「阿弥陀(あみだ)如来に仕える人の行為ではない」と話した。

行方不明の住職は60代の男性で、住居を兼ねた寺の庫裡(くり)を「建て替えたい」と、檀家90世帯から、およそ7,000万円を集めたが、8月上旬、妻に「東京に行く」などと言い残したあと、寄付金とともに行方がわからなくなっている。

さらに、この住職が管理していた檀家の高齢夫婦の預金など、およそ2億円も紛失していて、親族が9月、警察に告訴状を提出した。

2億7,000万円もね、どうしたんでしょうか?

サンゴ密漁 台風の場合でも中国船員の上陸認めず

2014-11-07 | 報道・ニュース
 小笠原・伊豆諸島(東京)周辺で中国のサンゴ密漁船が急増している問題で、太田昭宏国土交通相は4日の閣議後会見で「台風20号の接近で中国漁船が小笠原諸島に避難してきた場合でも上陸させない」と述べ、避難目的での乗組員の上陸を認めない方針を明示した。3日現在、小笠原諸島周辺に103隻、伊豆諸島周辺に102隻の計205隻が確認され、密漁が横行している状態に変わりはない。

 周辺では6日に大型で勢力の強い台風20号が接近するとみられ、島民の間から台風回避を口実に中国船団が島に近づくことを懸念する声が高まっている。

 海上保安庁は、国際慣習に従い台風接近や船体の大規模な損傷などやむを得ぬ場合に限り、領海内の沖合で外国船の停泊を認めている。今回のケースでは、仮に小笠原諸島付近で中国漁船が停泊する場合は海上保安官が漁船への立ち入り検査を行い、乗組員が上陸しないよう24時間態勢で監視下に置くとしている。

 海保は現在、周辺海域にいる中国漁船に台風の接近を伝え、海域から退避するよう指示している。太田国交相は「海保の巡視船を伊豆諸島周辺に追加で派遣し、取り締まりを強化している」と明らかにしたが、台風接近に備え大規模船団の動きを全て監視下に置くことには限界もある。

 東海大の山田吉彦教授(海洋政策)は「乗組員の上陸に備え、島民への注意喚起を徹底するとともに、警視庁から派遣されている機動隊員らと連携して速やかに身柄を確保できる態勢を整えるべきだ」と指摘する。

 点在する無人島にも上陸する可能性があるため、「大型巡視船を周辺に配備し、可能なら自衛隊の投入も検討すべきだ」と話している。

 厄介ですね。

美容室店長殺害 ヤリ手オーナーが“一番弟子”を撲殺するまで

2014-11-04 | 報道・ニュース
 東京都狛江市の美容室「コピエ」店長、上舘ひとみさん(58)が店内で撲殺された事件で、警視庁は31日、オーナーの渥美文雄容疑者(77=東京都町田市)を殺人容疑で逮捕した。動機について「運転資金として約5000万円を貸していたが、返してくれなかったので、殺した」などと供述しているという。

 同店関係者によると、渥美容疑者は理容室や美容室を経営し、10年ほど前には十数店舗まで拡大させたヤリ手だった。ちょうどその頃、ひとみさんが美容師として入店。渥美容疑者は「仕事ができる」と彼女にゾッコンで、1年もしないうちにマネジャーに昇格させたという。

「ひとみさんを『一番弟子』とまで言っていました。ただ経営は傾き始めていて、次々と店を畳んでいった。彼女に経営を任せるようになってからも止まらず、今じゃ2店舗です。店の家賃も払えない始末で、彼女は『もう破産する』なんて漏らしていたそうです」(元スタッフ)

 渥美容疑者の自宅付近の住民によると、渥美は夫婦で2人暮らしだったが、約2年前から、ひとみさんが同居するように。彼女は住むところにも窮していたようだ。

「渥美さんも以前はベンツを乗り回すなど羽振りが良かったんです。ただ、最近はシルバー人材センターに登録し、働きに出ていたといいます。お金に困っていたみたいですね」(近隣住民)

 渥美容疑者は恩を仇で返されたと恨んでいたのか。鈍器でボコボコに殴られたひとみさんの頭部は陥没していたという。

 いろいろあったんですね。