日本在住のペルー人容疑者の兄「幼い頃、父から虐待」

　埼玉県熊谷市で６人が殺害され、ペルー人のナカダ ルデナ容疑者の身柄が確保された事件で、２４年前に来日し、現在は、神奈川県に住むナカダ ルデナ容疑者の兄がＪＮＮの取材に応じ、「幼い頃に、父親からの虐待を受けていた」と話しました。

　「彼は愛を知らないし、道徳的な教育も受けていない」（ナカダ ルデナ容疑者の兄）

Ｑ．弟は暴力を受けていた？
　「（父親から）鉄の棒などで殴られたりしていました。彼の幼少期の影響が今につながっているのだと思います」（ナカダ ルデナ容疑者の兄）

　また、ナカダ ルデナ容疑者は、幼い頃から、ペルーで１７人を殺害したとして逮捕された別の兄と仲が良く、強い影響を受けていたといいます。

Ｑ．ナカダ ルデナ容疑者にかけたい言葉は？
　「こんなことになってしまって、残念でしかたありません。弟に言いたいのは、人生は一度だけということです。被害者の家族のためにも全て正直に話しなさい」（ナカダ ルデナ容疑者の兄）

　兄は弟に対し、事件について正直に勇気を持って話して欲しいと語りました。

　父親から虐待されてたとしても許せませんね。