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激しい炎、残された子・救助求める妻…夫呆然

2012-03-02 | 日記
 2日午前5時頃、群馬県桐生市新里町新川、会社員鏑木かぶらき浩二さん(43)方から出火、木造2階住宅277平方メートルを全焼し、妻の展子のりこさん(41)が搬送先の病院で死亡し、2階から子ども3人の遺体が見つかった。

 鏑木さんの長男で同市立新里東小3年丞一朗じょういちろう君(9)、同1年の次男紳之介君(7)、幼稚園児の次女史乃しのちゃん(3)の行方が分からず、遺体はこの3人とみて桐生署で身元確認を急いでいる。

 鏑木さん方は7人家族。発表によると、鏑木さんは両手足と背中にやけどを負う重傷で、2階から飛び降りた同小6年の長女雪音さん(12)が足に軽いけがをした。鏑木さんの母・五子いつこさん(75)は無事だという。2階中央部が激しく燃えていることから、出火元とみて同署が実況見分して調べている。

 出火当時、展子さんと子ども4人が2階で、鏑木さんと五子さんが1階で就寝していたという。火は約2時間後に消し止められた。

 近くに住む展子さんの父親(76)によると、出火当時、2階から激しく炎が噴き出し、外に逃げた五子さんは、取り残された孫と展子さんの名前を叫び続けた。燃えさかる家の中に再び入ろうとしたが、近隣住民らが3人がかりで止めたという。

 近所の女性によると、外に逃げた五子さんが、2階から飛び降りた雪音さんを受け止めたという。2階からは、助けを求めて叫ぶ展子さんの声が聞こえたが、火の回りが早く、助けることはできなかった。浩二さんは2階へ上がろうとしていたといい、外に出て燃える家をぼう然と眺めながら、その場に座り込み、救急隊員に病院に行くよう促されても、「中に子どもたちがいるから」とすぐに動くことができなかったという。

 お気の毒としか言いようがないですね。