on the rise

日本初のプロバスケリーグ
「bjリーグ」と日本のバスケを
それとなく応援するブログ。

ファイナル観戦

2006-05-04 13:36:36 | Weblog
やっと観終りました。
いい試合です。ほんとに。
思ったことをだらだらと書きます。
ワシントン選手、あんなくだらないファウルやらなくてもいい、
優れた選手じゃないですか。もったいない。
マット選手うますぎ。こめかみに青筋立ちっぱなしでしたが、
プレイは終始クール!
藤原選手とのマッチアップは鳥肌ものでした!
パルマー選手のとワイチ選手のスリーの撃ち合い。
すげー!の一言。すぱすぱ。
波多野選手の反応の早いリバウンドも非常によかった!
日本人選手の出番が少なかったので、外国人=一軍 日本人=二軍、
みたいな感じでチーム状態よくなさそうだなと思ったのですが、
チームの状態はすっごくいいと思いました。
言語の違いはあれど、非常に仲良し、「戦友」という感じが
ひしひしと伝わってきました。
また、優勝が決まってからは、ベンチの選手がブースターをあおり、
場を盛り上げていました。
敗れた新潟も、よかった。
藤原選手の気合あふれるプレー!
そして変幻自在の切り込み!なんだありゃ!魔法か!?
寺下選手の目立たないディフェンスもいい。何度も大阪のチャンスをつぶしてました。
長谷川選手もスピードにかげりが見えてきた分、
老獪なプレイにニヤリとしました。
試合終了後、両チームの選手・スタッフが健闘を称え合う姿。
特に広瀬HCが大阪の選手に心からの笑顔で賞賛の言葉をかけていたのが、
非常に印象的でした。

いい、試合でした。

・・・ただ、一人を除いて。
知らない人ですし、うかつなことを言うべきではないでしょう。
でも、あまりにひっかるので、あえて触れます。

天日HC、どうなんでしょうか?
抗議の仕方がみっともない。
熱い男といわれればそれまでですが、もう少し理性的になれないでしょうか?
以前、大逆転されたことがあるからかもしれませんが、点差を徐々につめられ、
どんどん焦ってましたね。
後半、藤原選手と波多野選手が交錯したときも、
あそこまで執拗に抗議するべき場面だったでしょうか?
流れは大阪、しかもリードしてる・・・
そこでHCがテクニカル取られてどうする?

今期の成績次第ではクビ、とかそういう立場でもないんでしょう?
優勝が決まってもまだテンパってるし。
非常に事務的に、新潟の選手と挨拶をしていたように見えました。

そして、これこそ推測なんですが、
大阪は個人の能力が高かっただけで、チームとして成立してなくないですかね?
5対1+1+1+1+1、みたいな感じがしました。
自由なオフェンスなのかもしれませんが、
たぶんマット選手という優秀なPGがいなければ、
どうしようもなかったのでは?
悪く言えば、HCいてもいなくても同じ、そんな気がしました。

外国人4人起用とかは、1つの戦術として、ありだと思います。
外国人の地位を脅かすくらい日本人選手が成長して欲しい、という
理屈もわかります。
(逆の考えのブライアントHCの意見も分かります。)
それとは別に、最優秀HC受賞はないでしょう。
あれだけ能力の高い外国人を抱えているなら、
場合によっては全勝に近い成績を残せたのでは?

最高の試合だっただけに、天日HCの力量、そして立ち居振舞いについて、
あえて苦言を呈しました。観るに堪えない。
正直もっと勉強してからHCやってもいいんじゃないでしょうか。