電車道

多趣味なので、いろいろなことをしています。気ままに語ります。

受験カテゴリなのかは分からないが・・・

2014-12-14 00:22:23 | 受験関係(SEG・河合塾 etc.)
最近、数学検定で7歳児が2級をとって話題になっています。
これ自体はすばらしいことですが「二十歳過ぎればただのヒト」なんて言葉もありますが、失礼承知で思うところを書きます。

まずパッと思ったこと、40歳ぐらいで若手だったりするサイエンスの世界、7歳で出来るか17歳で出来るか、単なる進度が早さが必ずしも特別な価値を示さないように感じます。
一方で、将来的に役に立つ勉強かどうかは別として、算数のルールの中で東大入試クラスの図形問題を誰も思ってもみない奇抜な補助線を引いてバサッと解答する子とか、たし算ひき算ですらフラッシュ暗算みたいに極めている子、そういうヒトに「進度は人並み」ですが度肝を抜くほど衝撃を受ける部分もあったりして・・・

もちろん、これだけ進度が早いのは中学数学で挫折したまま今に至る私なんかには到底できない凄いことですが、先に書いたようなことを鑑みると実用検定程度のレベルでサラーっと高速で学んでしまう方が逆に何か勿体ない感じがします。。。
なんというか、人より早く進むことに興味を持つのもいいけど、こんな小さいころから指導要領のレールに乗っちゃうなんて可哀想というか、指導要領を早く進むことが本質だと思ってほしくないというか、7歳の学問ってもっと自由でいいんじゃないかしら・・・

ただ、単に進度が早い場合もその進度に合わせた飛び級制度は有ってもいいとは思います。
しかし、もちろん学問にレベルの上下はつきものであれ「高2で習う範囲」ではなく「高2レベル」という意識で分野間をレベル分けして順番にしている時点で今の制度は例えば受験だとか資格だとかの枠ありきの微妙なものだというのが私の意見でして・・・これは生物学で言えば一般にはびこってる「分類学や行動学の分野は小学校でも触れるし身近に感じやすいから、分子生物学や生理学の分野より下だ。」みたいな偏見に近いと思うのです。

逆に言えば飛び級があろうとそうでなかろうと、決まったレールの外で何に興味があるか、何が出来る環境にあるのか、そこに学問の本質があってそれが重要なのではないでしょうか。
ここまで極端に進度の早い母体数の多い飛び級の例は思いつきませんが、一般的に飛び級的なカリキュラムを組んでいる私立の中高の例えば化学五輪などの賞をとった実績なんかには結構顕著に現れているような気がします。


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