電車道

多趣味なので、いろいろなことをしています。気ままに語ります。

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電車道とは…
廃線あとの道路・・・想い出を辿りながら新しくしていく喩え。
相撲で立会い一気に押し出すこと…目標に一直線に進む喩え。・・・でんしゃみち。
マナーと良心を持って鉄道を楽しむことをいう造語。・・・でんしゃどう。

いろいろ悩んで日本の将来のために教育業界に就職しました♪♪ 小学生を相手に塾で理科の先生をしています。

ナナシサンのHNはヤママユガ科の和名から。

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動物実験・動物愛護について、私見。

2013-04-26 01:12:28 | いきものと科学
私の身近なところで、動物実験に反対する運動についての話題が盛り上がっておりますので、私見を述べようと思う。
あくまで私見ということですので、異論は認めますし私と異なる考え方の人を非難したり侮蔑するようなことはしないのであしからず。

細かい分子的な面からの解析ができるようになり、動物実験に限らず検体の数を増やして説得力を増すという手法は過去のものとなるだろう。そういう意味で、研究での必要以上の動物実験を減らして可能な限り無くしていく方向にしようというのは時代の流れかも知れない。一方で、例えば某NPOが進めているペットの去勢をはじめとして動物そのものを扱うような獣医学の世界はもちろん、農業害虫の防除するなどといった日本の食を支える農学の世界、薬剤などの効能などではなくてもっと「生物のしくみ」そのものを扱う医科学系の基礎研究など、殆どの分野では少なからず動物実験が必要になってくるのは間違いない。

それであれば、物事の一面のみを見て殺生自体を目の敵にし、その必要性が薄れてきているとはいえ完全に無視し、そのために動物実験への依存を無くしていくという本来の目的から脱線して教育にまで口を出して自然との関わりおよびそれを学ぶことの機会をなくすような態度があるとすれば、それはいかがなものか。こんなんでは1頭の殺生を問題にする一方で数万頭を殺しても、いや1生物種を絶滅させても気にしない、気付きすらしないひとが増えるだろう。

例えば食事だって、お金があるだけで贅沢できているという生命の恵みを感じている人がどれほどいるだろうか。大抵の人が「食事は生きる為だから」とのたまうが、少なくとも日本においてはこの飽食の時代に生きる為なんて言い訳は通用しない。所詮、自分が飽きないように好きなもの、食材のバリエーションに富んだもの、美味しいと思うものを食べているのだから、ほとんど嗜好のひとつのようなものだ。ならば、動物愛護をうたうような団体で「オイルとプロテインを飲んでブドウ糖を大量に舐めてればいいのだから食のために動物を殺すな」と言っているようなところはあるだろうか。

こういうことを考えると、動物実験に直接実感を持って接する機会を持てていない人間が、単なる偏見であのような意見を出しているのだと思える。それこそ、昆虫を通じて生命に対して殺生するときのことも含めて全て親しみを持って接している私が直々に生命の尊さと動物愛護の心得を教えてやりたいところだ。

食事ですら人間たちの目的による殺生なのだから、どんなにきれいごとを言ったって人間は多かれ少なかれ、毎日歯を磨くことから大規模環境開発や話題とした動物実験まで、自分たちの目的のために殺生をする。だから、間違ってるのは殺生すること自体でなくて生物を生物として扱わなかったり生物に気付かなかったりして生命を尊重せず恵みに感謝しないことだと私は思っている。

だから、生物を触れてはいけない「もの」として扱い、ぼんやりと「貴重なものだからとにかくいじるな」と思っているような風潮がどうやらあるようにみてとれるのは非常に残念なところである。

もちろん、私も殺生を推進するような内容は全く書いてないし、目的に適う以上の殺生はしないほうがよいというのは1生物種としてのホモサピが普通に殺生を行って普通に生活しているなかにでも当然に出てくる方向性ではあろうと思っている。


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