ウサギとかめ

一昨日の話だが、風呂から出て女性の看護師さんに身体を拭いてもらう、たっているだけで精一杯の僕は、何も出来ない。
全身を拭いてもらうのだが、運動機能は落ちていても頭脳は明晰だ、チンチンを拭かれるのは恥ずかしい、思わず笑ってしまう。
もう歳だから、観念すれば良いのにまだ男なんだね。

好き勝手に書いてるようで、慎重に、誤解されないように、ブログでも自分の気持ちを隠して書いている。
一週間かけて何度も読み返して、書き足したり削ったり。
でもやめた、人の事傷つけても、自分に忠実な気持ちを書いていこうと思う。
秘密、と不満は、誰でも持っている。

昔は、みんなが貧しくて蓄えることも守ることも必要なかった。
貧しさは、犯罪や戦争をもひき起こし、権力者の争いに、意味の分からない憎しみを植えつけられ、一般庶民が巻き込まれ多くの犠牲を出す。
かたや貧しいがゆえ、盗まれるものもなく、みんなオープンで解放的だった。
人に見られてるって意識があったから、悪い事できなかった。

経済的豊かさの中で人は、みな鍵を掛けることを覚え、家の鍵だけじゃなく、心、個人情報にまで鍵を掛けなきゃ案心できなくなった。
嘘をつくのが上手になった人は、うまく使えば便利なはずのインターネットを悪用して、個人情報を隠れ蓑にして、書きたい放題の情緒不安定者になって、死者を出す。
その豊かさに支えられて僕たち障害者は生かされている。
何が正しい事なのか、僕には良く分からないが。
歳とった人間が長く生きるのは問題が多い。
ん～ん難しい。



　　ウサギとかめ

闘いはいつもその場から始めるのさ
自分の力を信じることさ
勝てる気はしないけど
負ける気もしない
　同じ考えの仲間を作って
　肩組んで支えあって
　それぞれがそれぞれの
　ゴールを目指すんだ
勝てる気はしないけど
負ける気もしない

挑み続ける明日命が亡くなっても
自分の力を信じることさ
勝てる気はしないけど
負ける気もしない
　同じ考えの仲間を作って
　肩組んで支えあって
　それぞれがそれぞれの
　ゴールを目指すんだ
勝てる気はしないけど
負ける気もしない