何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

462日目 ベランダライブ・さよなら春野町

2005年07月01日 15時56分15秒 | Weblog
6月30日

 周智郡春野町最後の日だ。日付が変わった瞬間、浜松市になってしまう。春野町最後にふさわしく、明け方近くに、雷がなり豪雨、そして一気に晴れ渡り夏空、山がキラキラして見えた。猛暑の一日だった。

 ホームページの日記の処理をしているうちに夕方になった。芝さんが吉田町からやって来た。ここ1年ほとんど掃除をしていないごみ箱の部屋に招きいれた。今夜は泊まっていくという事だ。異常に暑苦しく汚い部屋の中で、9時近くまで語り。一緒に気田に出かけた。

 今夜のライブと、明日の日付変更線ライブ会場は「ベランダ」、そして、日付が変わった午前1時20分頃に新生浜松市を祝う、春野町発進の坂下さんの作ったテレビコマーシャル(静岡第一テレビで流れる)の鑑賞会と続く。

 9時過ぎにベランダへ。誰も居なかった。坂下さんが来てから食事をするつもりだったので、何も頼まず待った。すかさず、寿司屋の二郎さん夫婦がやって来た。今日はお店が休みらしく、飲みながら食べに来たようだ。11時過ぎからライブがあるというとそこまでは居られないらしい。坂下さんはなかなかやってこない。9時を過ぎて、せっかくだから二郎さん夫婦にも歌を聞いてもらいたくて「勝坂賛歌」と「ほたる」を無理やり唄った。食事が出ていたのに、二郎さん夫婦は箸を置いたまま、歌い終わるまでじっと聞いていてくれた。作る曲も唄い方も深くなったねと誉めてくれた。僕にはその言葉だけで充分に満足だった。

 二郎さん夫婦と入れ違いに坂下さんがやってきて、やっと食事タイム。11時を過ぎてもまだ食べていたら、お茶農家のたけちゃんが、今一番忙しい時期なのにやってきてくれた。明日は午前4時から仕事だというのに。

 急いで食事を済ませ、今日のライブを始めた。唄い始めてから少しして、春野町のライブに時折やってきてくれる正久さんがきてくれた。新曲を中心に歌っていたら、教育長とその部下もやってきてくれた。12時直前まで唄って今日のライブを終えた。
 

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