何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

572日目 CHI ーROーRI

2005年10月25日 16時27分45秒 | Weblog
10月18日

 今夜で嬉野一週間ライブの最終日になる。場所は、やはり近くの店「Chi-Ro-Ri」。

 昼間、調子の悪い身体を整えるために温泉街を2時間ほど散歩した。観光温泉街の平日の昼下がり、さすがに人通りは無かった。静まり返った温泉街を一人ふらふら。時折出会うのは学校帰りの小学生達。一人の女の子に通りすがりざま「こんにちわ!」と声を掛けられた。思わず振り返って僕も「こんにちわ」と答えた。彼女は振り向きもせずスタスタと歩いて行ってしまったが、なんだか心に涼風が吹き抜けていった感じで嬉しかった。
 たったこの一件の事だけでこの温泉街が好きになってしまった。挨拶って大事ですね。

 軽い疲労感を持って岸川マッサージに戻った。受付の女性と今日で最後という挨拶をして3階に上がって、今日も夕寝。

 ライブは8時だから、7時半ごろギターとおひねり箱を持って「Chi-Ro-Ri」に出掛けた。お客は誰もいなかった。ライブは8時予定だったが、一人しかお客は来ていなくて、もう一人来るという。じゃーその人が来るまで待ちましょうと中嶋さんに電話したら、8時半過ぎにつけそうと言う。結局、中嶋さんがやってきた8時45分ごろからライブ開始。今夜も短めに1時間で終了。その後、お客さんと中嶋さんと飲んで11時過ぎに岸川マッサージに帰り。ちょっと眠れないので、岸川さんに電話して、自宅にお邪魔する事にした。コンビニで酒を買って自宅に出向くと、12時前だというのに、岸川さん夫婦だけではなくお母さんも待っていてくれた。一週間お世話になったお礼を言って、小一時間ほどしゃべって岸川マッサージ3階に戻った。少しだけ、体調が戻ってきている気がする。

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