何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

踏み固める

2015年11月01日 20時17分13秒 | Weblog
鳩達が水浴びしているところに遭遇したので一枚。
水面でカラダを震わせ、強く打ちつけた翼で飛び散る飛沫、砕けた宝石のように逆光に輝く。
命のキラメク瞬間を見たような気がしてシャッターを切ったが、決定的瞬間は逃して、平凡な写真になってしまった。
だが、これも生きている一瞬。
劇的で刺激的な瞬間を得るために、平凡で何気ない一瞬一瞬を繋いでゆく。
それが人生なのかも知れない。
劇的写真を撮れなかった言い訳を長々と失礼しました。


何気ない瞬間を積み重ねる事で、その一瞬一瞬を一所懸命、一生懸命生きる事で劇的な瞬間に出会える。
一歩一歩、時を刻んで、しっかり足を踏みしめ歩んだ証が道として残る。

道はおのれが歩んだ軌跡として残るもの、目の前に道はなく、ただ荒野が広がるばかり。
踏みしめて踏みしめて歩み続ける。
生きた証を残す為。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿