何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

老いては子に従え…

2016年05月11日 21時32分15秒 | Weblog
身体中がだるくて夕方まで眠ってしまった。
朝から、今日は西武新宿線に乗って中央線中野駅のそばにある力学療法の治療院に出かけた。
歩行器で歩く僕は、ひとりで電車には乗れないので、今日も長女のしのに連れて行ってもらった。
前回病気が進行していく僕の身体をどうにかしたいという思いで彼女が探して連れて行ってくれた。
その時、しのも身体の変調があって先月仕事をやめたと言う事を伝えたところ、身体のゆがみを治すと改善すると教えられ、今日はしのも付き添いだけでは無く施術してもらう事になっている。

僕としては、20代の頃から大変な思いを繰り返している娘の身体の変調が好転してくれる事を望んでいる。
僕のためだけじゃなく、娘自身の為にも治療院に出かける事になって、負担を掛けるという思いだったのが、お互いに治療目的を持った仲間として出かけられると言うことで気持ちが楽になった。

前回、中央線の混みあった電車で歩行器が幅を取るので周りの人に申しわけない思いで出掛けたし、中野駅にエレベーターが無く折りたたんだ歩行器をしのに運んでもらいエスカレーターの手すりにしがみついて恐い思いをして駅の外に出た経験から。
今日は西武新宿線の各駅停車で中野駅の最寄の駅で行ってタクシーで治療院へ行くことにした。
最寄の駅は新井薬師前と言う名の駅だった。
小さな駅でタクシー乗り場も無く、携帯で調べた駅の最寄のタクシー会社に電話しても、さすが都内、出払っていて一台もないと違う電話番号を教えられたがつながらない。
治療院までは2kmも無いので健康なら歩ける距離だが、都内のでこぼこだらけで微妙に傾いた細い歩道を歩行器で歩くのは至難の業だ。
便利なはずの都会暮らしも障害者にとっては不便極まりない所だ。

電話はあきらめて車通りの多い道まで必死の思いで歩いてやっとタクシーをつかまえて治療院にたどり着いた。
前回は初めてだったので、様子見のような施術だったが、今日は最初のマッサージから入念に股関節の矯正までの行程を施術してくれた。
前回もそうだったがフラツキはひどくなったよう気がするほど歩くのが大変なのだが、普段いつも感じている気持ち悪さがすっかり無くなっている。
治る事のない病気だし、小脳が縮んでいるのだからフラツキがひどくなっても気ももち悪さがなくなる方が今の僕にとっては有難い。

マッサージが強かったせいかしのの施術が終わるのを待っているまに、早くももみ返しが起こり始めたようで身体が猛烈にだるくなってきた。
二人で来た道を引き返し我が家に戻った。
9時過ぎにアパートを出て、帰ったのは午後3時、疲れきってしのが入れてくれた紅茶も、二口ほど飲んだだけで、布団にもぐってねてしまった。
股関節調整の治療院、後何度かは試してみようと思う。
老いては子に従え。
今の僕はまさしくそうです。

  ………………………………………………………………………………………

娘、しのの旦那、潮田雄一はプロのギタリスト、インターネットで名前を入れて検索すると出てきます。

娘、ゆいの旦那、新井道雄はヘアーメイクアーティスト、新宿駅徒歩3分の所で友人と共同経営で下記の美容室を出しています。
新宿で髪をセットする時はぜひ行って下さい。高橋忠史の話で盛り上がれますよ。
THE DERBY【ダービー】
東京都新宿区新宿4-2-7 中山ビル2F
新宿駅南口徒歩3分 新宿三丁目駅6E出口より徒歩2分
Tel:03ー5363-4041


高橋忠史のフェイスブック
https://www.facebook.com/tadashi.takahashi.7902
ホームページ音楽の森
  http://www.ne.jp/asahi/tadashi/singsong/
メールアドレス
  singsong@nippon.email.ne.jp
電話  090-8849-0907

    CD希望の方はホームページへ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿