何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

表と裏

2020年04月20日 08時15分28秒 | Weblog
昨日の日曜日の昼にも、みっちゃん家族がやって来てみっちゃんの作ってくれた渡り蟹とあさりのパスタを頂いた。
ひなとこっこも一緒に食べたが、学校が休みのせいかこっこが太ったように見えた。

毒も量を間違わなければ、薬になる。
薬も量を間違えば、毒になる。
昼と夜、光と影、プラスとマイナス、表裏一体、バランスをとるのは難しいが、この世はそうやって生きている。
物に善悪は無い。
人の扱い方一つで、善にも悪にもなってしまう。

(5がつ31にちが僕の68回目の誕生日、それを祝ってバースデイライブを計画しているが、新型ウイルスの動向が良く分からない。もう少し様子を見てみようと思う。
皆さんの命が掛かってる、もちろん僕の命も、慎重に考えなきゃ。)

表現する人間は、注意深くより慎重に考えて、言葉を吟味していかなくてはならない。
言葉が毒にならないように。
言葉が薬になるように。

軽い脳溢血と自己判断して、リハビリで直してしまおうと思っていたが。
医者に治療不可能な難病だと告げられたときショックだった。
平成を保っていたが、死が怖かった。
底の無い暗闇に落ちてゆく夢を何度も見て、顔中血だらけにしていた。
その頃はまだ、立って歩けていた頃だ。

今は車椅子生活で歩くことも出来なくなってるのに、落下する夢は見ない。
来年の景色は見られないと思ったから、総ての景色が愛おしく見れた。
人との出会いも無くなると思ったから、すれ違う人にも興味がもてた。
同じ景色なのに見え方が違う、生活パターンが変わると、ものの見え方や考え方も変わる。
恐怖と共にそんなことも学べた。
僕にとって、斬新で画期的な発見だった。
そして何年かが過ぎた。
死の恐怖は消えていた。
と、同時に愛おしさも人に対する興味も失われていた。
同じ境遇が続くわけが無い。
その時々考え方が変わってもいいのだ。

総てを止めてしまってもいい、そこにしがみつくのもいい、何をやってもいいのが人生だろう。
僕は唄い続ける、そして作り続ける。



  表と裏

夕暮れと夜明け 登りと下り
笑いと涙をくりかえし
歩いてゆくのさ 誰もがみんな
人の歴史が作られてゆく
 楽して歩ける 道じゃない
 苦労が身につく訳もない
 それでも苦しみ 越えて行け
 たどり着けなくても

表と裏 光と影凸凹の 道を行く
笑いと涙をくりかえし
歩いてゆくのさ 誰もがみんな
人の歴史が作られてゆく
 楽して歩ける 道じゃない
 苦労が身につく訳もない
 それでも苦しみ 越えて行け
 たどり着けなくても


表と裏 光と影
笑いと涙をくりかえし
歩いてゆくのさ 選んだ道を
それぞれの歴史が作られてゆく
 楽して歩ける 道じゃない
 苦労が身につく訳もない
 それでも苦しみ 越えて行け
 たどり着けなくても
 

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高橋忠史のライブ紹介

高橋忠史ホームコンサート 自宅アパート
1870004 東京都小平市天神町2-15-2-203
(天神町2丁目アパート(都営住宅)2号棟2階203号室)
(西武新宿線 小平駅 南口下車徒歩10分)


2020年 5月 31日 14時~(午後2時~)予定
料金 無料
(カンパ おひねり 受け付けます)
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