何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

今日出来る事、勇気を持って何もしない事

2016年02月18日 15時39分57秒 | Weblog
出来る事が少なくなってきて、より支援を受けやすいよう、1月に介護保険の等級を上げてもらう為に申請して再審査してもらった。
その介護保険被保険者証が届いた。
要支援1から要支援2に上がった。

高齢者向けの制度なので、まだ介護保険を使って支援を受けた事はないが、これからその使い方を勉強しないと何も分からない。
ミックスダウンに没頭している時ではなさそうだ。
指定難病受給者証、障害者3級手帳、介護保険被保険者証を上手に使って命を永らえて行くことを第一に考えていかなきゃいけない。
その為に何から始めていいのか、何も分からない。
今日は、妙に身体がだるいし、やたら眠い、そして頭がふわふわする。
こういう時、精神的にも弱気の虫がでる。
運を天に任せて漠然と過ごす、意味のない日にしようと決めた。
何もしない日も、どこかで切羽詰ってる僕には必要な事なのかも知れない。
何もしない事が必要な時だってある。
何もしない事が後で意味を持ってくるかも知れない。
無から産まれ無に帰ってゆく、その過程に無駄な時は一刻もないはず。

この期に及んで、生きる意味など考えているが、それに囚われないようにしよう。
いつもの高橋忠史、ええかげんでちょうどいい。
考えて苦しんでも、成るようにしかならへん。
何にもでけへん時は、何にもせんでええ。
やりたい事が見えてくるまでじっと待つのも闘いや。

笑い続ける事と、闘う気持ちを持ち続ける事が、残された人生を有意義にする力の源に成るはず。
忘れない。