いくえしれず

気持ちの感じるままに どこにいくのやら

アクア・トト岐阜 ~岐阜県各務原市~

2022-08-25 | おでかけ・イベント
家族で世界淡水魚園水族館『アクア・トト岐阜』へ行ってきました。
あいにくの天気だと、家族で出かける場合室内遊びができる所になってしまいます。
水族館なら子供達も大好きだし、いつもと違う目線で楽しんで欲しいとあえて“淡水魚”で。
13時過ぎ到着時点で、夏休みとは言えど平日という事もあり混雑具合は低め。
駐車場にも余裕があり、入口に行列はなく、スムーズに入る事ができました。
アクアトト岐阜は4階建ての水族館になっており、4階から順番に下がってくる順路になっています。
4階は地元長良川の源流を再現した展示。空からの光が気持ちよく、滝にも癒される場所。

3階は長良川の上流から中流を再現。私達に身近な鮎や青蛙、アオダイショウまで様々な生き物が。
ここでの見所は何と言っても“オオサンショウウオ”です。珍しく動いてる姿を見る事ができました。
暗い場所が好みなので、岩場の陰に隠れようと必死で小さな足を動かしている姿には可愛さが。
いつもデーンと寝そべって動かないイメージのオオサンショウウオだけに貴重なシーンが見られました。
長良川中流から河口にかけては、もっと身近な鯉、ナマズ、鰻やカニなどが見られます。
「これ見た事ある!」とか、「じぃじん家の近くにいるカニ!」など発見もいっぱい。

実際の川の中を覗いているような展示は光が差し込む川の中を美しく照らして見ていても飽きない。
ここではなかなか実際にはお目にかかれない、清流に住むイモリも沢山飼育されていました。
愛嬌のある顔をしたカワウソも。元気に走り回ったり泳いだりする姿を目の前で見る事ができ大興奮。
古き良き日本の田舎の風景や川を思い出すような展示は、大人も興味深く足を止めて見入ってしまいます。
2階に下りていくと子供達のテンションはどんどん上がり、ここから世界の淡水魚が登場!
メコン川の環境調査をしながら研究をしている場所として、色々な道具が展示されており
自分が海外の探検調査隊に入ったらこんな感じなのかな想像力が広がる場所になっています。
ただそれより子供達が小走りで向かったのは、水槽の中の大きな淡水魚たち。
メコン川に1200種類以上住むと言われている淡水魚の中から、特に大きな魚にロックオン。
そして今回こちらの水族館でしか見られないのが新種のサンショウウオ。
2022年2月に新種記載された日本初展示なのがこちら↓の“ホムラハコネサンショウウオ”。
背面に炎のような赤い斑紋がある事から名前がついたそう。実際は小さいけど斑紋はよく見えました。
ただ子供達は新種もいいけど、やはり迫力のある大きな魚が大好きなんですよね(笑);
目の前に広がる大きく広い水槽を優雅に堂々と泳ぐ世界最大級の淡水魚“メコンオオナマズ”に釘付け。
水槽にいるとは分かっていても、その迫力ある姿が後ろを通ると思わずたじろいでしまう次男。
確かにこんな大きな魚が川の中に住んでると思うと、実際驚いて動けないし声も出せなさそう…
アフリカを代表する大河、コンゴ川には“デンキナマズ”も。電気を発してるのが分かる展示が。
基本的には静かですが手を近付けると時々電気を発してるバロメーターが上がってました。
そして一番のメイン(子供達の中の)なのが1階にある世界最大の大河、アマゾン川の展示。
アマゾン川と言えば世界最大の淡水魚の一つ、生きた化石と言われる“ピラルクー”が有名。
こちらも大迫力の水槽展示で、暗い水の中に一緒にナマズなどやアロワナ等も泳いでいます。
水族館は世界の川に入ると全体的に照明が暗めだったので写真がぶれてしまいなかなか
いいショットが取れませんでしたが、これは写真より実際に見る方が遥かに迫力があります。
いつもの水族館に比べると魚の種類は少ないし、全体的に魚に派手な色味は無いですが
興奮度はこちらの方が、我が家の子供達にとっては確実に高く、楽しめたように思います。
今まで魚やサメ図鑑など、たくさん魚系の本を読みこんできた知識が役に立ち、自分達の中で
理解しながら一つ一つをじっくり見られたことがよかったんでしょう。成長と共に楽しめる場所。
魚以外にもゾウガメやカピバラなども見られたし、連れていってよかったなと思いました。
ちなみにこちらの施設には、周りに水遊びが楽しめる場所や観覧車もあります。また遊びに行こう!

●場 所→岐阜県各務原市川島笠田町1453 河川環境楽園内/0586-89-8200
●定休日→無し ※お休みや時間に関して詳細はHPをご覧ください
●営業時間→9:30~18:00 ※月、木、金は17:00まで
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