製作中のエボⅨのASN公認ロールケージの溶接終わったよ!
とロールケージビルダーから連絡が来たので、ホモロゲ-ション申請用の
写真と動画を取りに行ってきました!
キャロッセ製のASN公認ロールケージです!
通常は半自動溶接で取り付けますが、フルTIG溶接で取り付けてあります。
TIG溶接で取り付けるというビルダーでも、メイン部分はTIGで取り付けて
も細かい部分や手の入りづらい部分は半自動で取り付け有ることが
ほとんどです
フルTIG溶接で取り付け出来るビルダーはかなり数少ないと思います
TIG溶接は溶接する部分に隙間が在ると出来ないため
ピッタリと接合部を合わせる必要が有ります。
最初にバーだけで仮組みをした時点で手で揺すっても
全く外れない程ピッタリとバーの接合部が合っていないと
ダメだそうです!
このように曲面に合わせてバーを削り合わせた後TIG溶接します。
TIG溶接なので非常に美しい仕上りです
見た目だけでなくTIG溶接だと強度も強く、軽く仕上がります
このように複雑な部分も全てTIG溶接です!
ボディに沿っていて溶接出来ない箇所もあるので、
まず前半分を最初に点付けして位置決めしたら
一旦ロールケージを外に出してTIG溶接
してから再度車内にセットするそうです!
このように複雑で裏が溶接しづらい箇所も、外に出して溶接してから
戻します。
バルクヘッドを貫通している部分も外でTIG溶接してから入れ直します。
難しい部分です!
車内で溶接してはこのようには出来ません!
バルクヘッド貫通部分
Aピラールーフ部分下側
Bピラールーフ下側
メインルーフの集合場所!かなり難易度高いです!
メインアーチ下の集合部分!
そして実際のラリーの車検の時に非常に重点的にチェックされる
フール上(ブラインド部分)の溶接です!
きっちりと全周溶接されています!
芸術的なメインアーチの集合部分上部です!
Aピラー上部!
アップ
アップ2
リアストラット集合部
リアスストラット集合部左
ガゼット全周溶接
タイヤハウス内
ルーフガゼット上部
メインガゼット全周溶接
溶接が終わったので次は塗装に入ります。
足付けの下準備をして塗装するのに約1週間掛かります。
その後、内装を加工して取り付けた後外した部品の組み付けに
入りますので、完成までにはまだまだ時間が掛かります