ラリーアートが解体直前に発売したアンチラグスイッチ式ECUキット
32ΦFIAガス専用のみだったので、暫くすれば国内ハイオク用も
設定されるかななんて思っていたらラリーアートが解体してしまいました
各方面探しまくってようやく手に入れました
アンチラグスイッチ式ECUキットの新品です
このままではFIAガスしか使用出来ませんので
ひたすら解析しましたよ
で、ようやく解析が終了致しました
国内ハイオク用で33Φ用に合わせられます
スイッチON・OFFでアンチラグを切り替えできるので
SS走行時のみアンチラグを作動させられる画期的システムです。
他にも、通常走行時はリエゾン用のmapに出来るので
燃費重視のセッティングに変更出来ます
アンチラグをON/OFFする原理は非常に単純です。
1箇所配線加工するだけなのですが、正直子供だましの
ような原理です
しかし、取説を読むと、ラリーアートが本気だったのが
良く判ります
スイッチ付きとはいえスイッチは同包せず、自分で用意
して下さい!
エンジンチェックが付きますが気にしないで下さい!など
今までの優等生なパーツしかリリースしていなかった
ラリーアートとは思えない割り切りぶりです
データもFIAガス専用とはいえかなり過激なデータが入っています
これは速いと思いますよ
但し、安全マージンもほとんど有りませんが
今までのラリーアートの優等生データとは
比べものにならない攻めっぷりですね
で、当然思うわけです
純正ECUでも同じ事出来ないの
「たまごにシッポは付くのか」ということですね
たぶん・・・出来ると思います
ECUのMAP的には特別な事は何もされていません。
アンチラグの作動も、たまご入りで採用しているのと
同じシステムです。
違うのはスイッチで切り替えるシステムだけです
はっきり言ってこれはラリーアートのそのままパクリに
なるので、本来ならやってはならない事だと思います
でもラリーアートが無くなってしまった今
この素晴らしいシステムをこのまま葬ってしまうのは
もっとやってはならない事だと思います
ラリーアートの原理を使って国内ハイオク用
32Φ、33Φ ダートラ改造車用など各種設定出来ると
思います
当然FIAガス以外の海外のラリーにも対応出来ますね
既にアジアからの問い合わせも来ています
これからの「たまごにシッポ付き」開発日記をお楽しみに