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蛍光灯ライトの製作( その1:小型スポット)

2014年08月14日 | 撮影機材

 今もスタジオで主力として使っている自製ライトだがもう少し小型のものも欲しい。市販の蛍光灯ライトはバンクライト型ばかりで指向性のある光は作りにくい。面倒だが自作するしかないのだ。現在の自製ライトのベースになっているのは浅沼商会のランプホルダーで、堅牢な雲台とリフレクターを固定するリングが付いており蛍光灯ライトを自作するのには最適なのだが、調べると既に販売終了になっていた。ネット上を数日間探し回ってようやくAmazone で新古品の出品者を発見。@5,000円。前買ったときよりは多少なりとも安いかな。正式な商品名は「キング、コード付ソケットⅡ」だったね。覚えていた名前があやふやだと検索に手間がかかる。今使っている岩崎電気のリフレクターも廃番となっていたが、今回は小型にしたいので下のサイズのものにする。

_d6s8963   組み上げるとこのようになった。取付穴は残念ながらキングの器具に対してわずかに大きいので固定するにはワッシャ状のものをかませる必要があったがバランスよくおさまった。使用するランプだが、今使っている48wは長すぎてはみ出してしまうので新たに30Wのものを購入。リフレクターは反射面が適度な梨地になっていて配光は滑らかで理想的。ジュエリーなどの小物の撮影に活躍してもらおう。

_d6s8964 1基あたりにかかった費用は以下の通り。(送料除く)

キングコード付きソケット
5.000円

岩崎電気アイエジホーSAN101
1,923円

日動トルネードバルブ30w F-32WT
762円

固定用ワッシャ代用コンセントカバー
216円