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Nikon D600の問題点

2013年12月01日 | カメラ

D600_1 D800のサブカメラとして購入したD600について、基本的な操作はほぼD800と同じで問題はないのだが、ただ一つ困ったことがある。PC-E Micro Nikkor85mmを装着した時にシフト操作のノブが内蔵フラッシュの張り出し部分に干渉するのだ。D800ではまったく問題がなかったので意外なことだった。Canonのように全く動かないというのではなく、ゴリゴリと擦っているいる状態である。機能的に関係のない箇所であり、設計時点であと1mmだけ高さを控えていれば良かったはずで、どうもPC-Eレンズのことは考慮されなかったようだ。キャノンのフルサイズ機はみなフラッシュレスでアオリレンズはすべて使えるようになっているのとは対照的である。
  さて、問題なく使えるようにするにはどうするか。レンズのノブを交換する方法もあるようだが当然有償だろうし、サービスセンターへ行くのも面倒。わずか1mmの事なのでカメラの方を削ってやることにした。この部分はプラスチック製なので加工は容易だ。用意したのはダイソーの小型棒やすりセットとサンドペーパー。Nikonのロゴの下ギリギリのところまで棒ヤスリで厚さ1mmほどを削り落とし、サンドペーパーで仕上げれば完了。これでスムースに使えるようになったが、これも「改造」ということになり保証が受けられなくなる懸念がある。その際は「レンズのせいでに削れてしまった」と言い訳すれば認められる?