TOTO

お気楽主婦のお気楽な日記

いろいろ

2007-02-11 12:00:51 | 日常あれこれ
娘がバレンタインチョコを作るのだとはりきっている。
そういえばそんな時期だった。
模様替えしてみる。

金曜日の「わっつ」は途中で寝こけてしまった
「今夜はグラミーの話なのね…」
その地点で油断(?)してしまったよ。
WOWOWは旦那に懇願するも却下されたもん
木村っちのフォーマルは素敵なのになぁ。
タキシードをあんなに軽々と着こなせる男性ってそういませんぜ。
フォーマルに負けない品を持っているからかしらん?


『武士の一分』がベルリンで上映されたそうだ。
おめでとうございます
日本でだんな様はお元気にお仕事されているようですよ、加世さん。



「ハングリーさ」について書かれている文章を読んだ。
愛されて安心してハングリーになれるのと、
飢えて渇望してハングリーになるのと2種類あると。

愛された記憶がある人は安心してハングリーになれるらしい。
そこまでいってもいいんだよ、ちゃんと見ているよって
温かい視線を受けてきた人は自分でハングリーさを自覚できるのだとか。
自分が何を欲しいのか、何をしたいのかをちゃんと把握できる。
満足をちゃんとわかっている。

愛された記憶もなく、愛情の実体験がないままそれを求め続ける人は
自分が飢えている自覚もない。
だから自分がハングリーなのかもわからない。
目の前の皿にいっぱい料理を積み上げてもまだ満足できない。
満腹というのもわからない。
ただ手に入れることが目的となって、それを味わったりすることもできない。
すぐに次が欲しくてたまらなくなる。

前者は鉄平様で、後者は大介パパ?
鉄平様には少なくとも敬介じいさんに愛された記憶もあるしね。
芙佐子や早苗といった女性達もいるし、太郎君もいる。
鉄鋼仲間もいるし。
鉄平様は自分が何が欲しいかちゃんとわかっている。
その中に父親の愛情があるのが悲しい。
何もかもが欲しいわけじゃない。
自分の夢の実現と普通の家族。
それだけなのにね。


皆川博子さんの『総統の子ら』(集英社文庫、上・中・下)を読みました。
第二次世界大戦のドイツ。
「ヒトラー・ユーゲント」の時代、若くして戦場に行った少年たちの物語。
ラストに戦慄しました。
この世に明確な黒も白もないのだと…
国家や法の前には個人の存在は何でもないのかと…
何よりは人間としての「情」を尊びたいと思ってしまいました。
物語のラストにカタルシスはありません。
心が浄化されることはないです。
小説『華麗なる一族』も同じでした。
一抹のハッピーエンドはあるのだけど…ね。


今夜は『華麗』第5話!
崖っぷちに追い詰められていく鉄平様。
ううっ
木村っちは「悲劇のヒーローにはしない」って語っていた。
その通り、彼は格好いい悲劇を演じることはないだろうなって思う。
無様に見えようとも鉄平の人生を綺麗事にはしないだろう。
「選択」の意味すること、その結果をちゃんと表現するんだろう。
そこに何らかの希望を持たせなればとならないと感じていると思う。
まだドラマは道半分。
ちゃんと見守りたい。
嗚呼、鉄平様は悲しいほどに綺麗なんだよぅ!

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