久しぶりに、山関係の作品を読んだ。読売新聞の
書評で見つけた本だ。
”世界一不気味な遭難事故”と副題がついている。
1959年に、ソ連のウラル山脈に登山した9名の若者が
テントから一キロ半ほども離れた場所で、凄惨な死を
遂げた。
氷点下の中で、衣服もろくに付けていなかったり、
靴も履いてなかったのだ。
最終報告書では、「未知の不可抗力によって死亡」と
記載されていた。
地元住民は、「死に山」と名付けた。
この事件を知ったアメリカ人ドキュメンタリー映像作家の
著者が謎の解明に挑む話だ。
ネタバレになるので、あまり言えないが、中々、面白く読めた。
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