ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

死に山(ドニ―・アイカ―)

2023年12月25日 | 山はミステリー

久しぶりに、山関係の作品を読んだ。読売新聞の
書評で見つけた本だ。

”世界一不気味な遭難事故”と副題がついている。

1959年に、ソ連のウラル山脈に登山した9名の若者が
テントから一キロ半ほども離れた場所で、凄惨な死を
遂げた。

氷点下の中で、衣服もろくに付けていなかったり、
靴も履いてなかったのだ。

最終報告書では、「未知の不可抗力によって死亡」と
記載されていた。

地元住民は、「死に山」と名付けた。

この事件を知ったアメリカ人ドキュメンタリー映像作家の
著者が謎の解明に挑む話だ。

ネタバレになるので、あまり言えないが、中々、面白く読めた。


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