T.ジェファーソン・パーカーは、米国のエドガー賞を2度獲得した
数少ない作家だ。’2002年、2005年)
その最初の受賞作、「サイレント・ジョー」を読んでみた。
600ページ以上あり、ちょっと、大変だなと思っていたが、
読みやすく、どんどん引き込まれていき、あまり、気にならなかった。
赤ん坊の頃、父親から硫酸を顔半分にかけられ大やけどをおった少年が、
施設にいるところを、政界の実力者ウイルに引き取られ、育てられる。
育ての親ウイルの運転士兼、ガードマンをしていたが、目の前で射殺されてしまう。
誘拐されたある娘を保護した直後だったのだ。
非常に手の込んだ事件のため、登場人物が目まぐるしく、目がまわりそうだった。
しかし、主人公でありサイレント・ジョーの設定が秀逸であり、面白く読めた。
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