阿刀田高に凝っている。「ミステリー主義」というエッセイを読んだ。
表題から、このブログにあっているとの理由からだけだ。
阿刀田高は、日本推理作家協会理事長だったことがあるという。
だが、推理小説は読んだことがない。
ショート、ショートの名手として名高いが、このエッセイも、名作の
評論から、気ままノートなど、雑誌などに掲載されたものを寄せ集め
たものだ。
したがって、はっきり言って、まとまりがない。ミステリー主義という
題名も変に感じる。ただ、いくつか、ミステリーに関するエッセイも
あるにはあった。
”ミステリーは小説の上手投げ”というのがそれだが、活字離れが
進む中で、ミステリーだけは元気が良いが、小説家として食べて
いけるのは江戸川乱歩賞受賞しかないというのが結論のようで、
別に面白くも何ともない。
そのほか、松本清朝やエラリークイーンに触れている部分もあったが、
やはり、”ミステリー主義”という表題は、”?”である。
ただ、阿刀田高と自分には、いくつか共通点があることがわかった
ので、あまり、辛辣に批判するのはやめにしておく。
共通点の一つは、誕生日が偶然同じであることだ。著名人では、私の
知る限りキャンディーズの一人と、元アイドル以来であるから3人目だ。
もうひとつが、酒の他に、あんこが大好物で、甘辛両党なところだ。
子供の時に、昼飯のデザート、夜飯のデザート、お土産と、一日の
うちに、ぜんざいを3回食べたことがある。さすがに懲りたが、やはり、
今でも、チョコレートとあんこがあると、あんこを選んでしまう。
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