GEORGE ORWELLのNINETEEN EIGHTY-FOURを読んでみた。
名作と言われる本作品を急に読んでみたくなった。
1949年に全体主義国家によって分割された近未来世界の
恐怖を描いているが、まさに、現代において、想起される
内容でもあるのに驚いた。
第三次世界大戦後、オセアニア(アメリカ他)、ユーラシア
(ソ連ほか)イースタシア(中国、日本他)の3つの超大国
に分割される。どの国も、一党独裁である。
英単語も難解なものがあったが、それ以上に、種々の定義や
概念がわからないと理解できない部分が多く、読むのに
苦労した。ウイキペディアで、一部、頭に入れてはいたが、
それでも、つらかった。
ただ、個人の思想や人格を無視した全体主義の支配する世界
というのが、いかに、恐ろしい世界かは、理解できた。
また、主人公の信念を徹底的に打ち砕き、党の思想を受け入れるための、
すさまじい拷問がされるのだが、それにも、驚愕した。
ロシアのプーチンや中国の習近平などの独裁者を見ると、
恐怖の世界も、ありえない話ではないのではないかと危惧する。
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