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ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

垂直の記憶(山野井泰史)

2017年07月25日 | 山はミステリー

垂直の記憶を読んだ。岩と雪の7章という副題がついているが、
まさに、酸素を使わないアルパインスタイルの本当の登山家、
山野井氏の登山の記録に鳥肌がたった。

ただ、山に登るだけのノンフィクションの圧倒する力を感じた。

特に最後の章のギャチュン・カンはすごかった。奥さんと二人で
登り、凍傷にかかりながら、何本もの手足の指を失いながら、
生還するのだ。

一体、どんな方なのかとウエブで調べてみた。これだけ、危険な
登山を繰り返しながら、今でも健在であるのにホットした。

好きな登山家トップ10にも夫婦二人とも入り、本人は一位
ということだ。

「山と渓谷2016年1月号より 
 読者アンケート結果 好きな登山家トップ10
 1  山野井泰史
 2  植村直己
 3  田部井淳子
 4  加藤文太郎
 5  竹内洋岳
 6  野口健
 7  三浦雄一郎
 8  ラインホルト・メスナー
 9  田中陽希
 10 山野井妙子

情熱大陸のTVのインタビューでも、とても、超人的な登山家とは
思えない温和な二人だった。

2008年には、倉戸山で、ランニング中に、熊に襲われて重傷を
負ったということだ。

 



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