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北京オリンピック記念紙幣大人気。

2008-07-12 09:42:09 | 政治経済
五輪記念10元紙幣が大人気 100倍で取引も (サーチナ) 7月11日(金) 17時33分

TVでもやってましたね。
13億人に対し「たった」600万枚の発行だって。

そりゃ、13億人が欲しがったら、600万枚は少ないでしょう。

比率を日本に当てはめりゃ、60万枚になりますからね。
天皇在位10年記念金貨(1万円、1999/20万枚)くらいの感じかな。
(日本では記念紙幣は発行されたことがない)

10元だから、金額にすりゃ150円程度。
購買力平価でみればどうなのかな、あるいは庶民の金銭感覚では、
500円、1千円位?

日本のオリンピック記念硬貨でいえば、
東京オリンピック(1964年)で千円が1500万枚、百円は8千万枚。
百円はたまに流通していることもある。
札幌オリンピック(1972年)百円で4千万枚。
長野オリンピック(1998年)では、500円が6千万枚、
5千円、1万円も発行された。

このほかにも万博やワールドカップ、天皇陛下在位記念、
果ては橋ができたの、なんかの何周年だの毎年のように発行されれば、
記念切手のごとく、収集家にとってはともかく、意味が薄れる。

蛇足だけど記念切手も余ってるみたいですね。
この間、80円切手を何枚か買ったけど、
「いまなら記念切手もありますが、どうしますか?」と聞かれた。
「普通の切手でお願いします」と即答しましたけど。

日本では少なくとも並んで買うほどの価値は感じられない。

中国でこれが初めてかどうかはよく知りませんが、まだまだ珍品だろうし、
純粋に記念の気持ちで持つ人も多いでしょうけど、
値上がり目的の人も多いのではないか。

当分の間は高値で取引されるが、そんなブームはすぐ過ぎ去って、
大した資産価値もなくなってしまうのだろうか。

それとも、ずっと長く資産価値を維持し続けるのでしょうか。
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