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郵便料金(封書、はがき)の値上げについての雑感

2023-12-20 16:19:29 | 政治経済
郵便料金の値上げ(2024/秋、予定)のニュースが伝えられた。

来年の年賀状(現在制作中)は、紙の賀状も出すが、来年(2025年)の賀状は、
もう紙では出さないし、手紙もアナログでは出さなくなるだろう。

と思いつつ、正確な時期や金額が知りたいと思ってググった。
しかし、郵便局発信のニュースは見つからず、各メディアが伝えるものばかりで、その内容も
封書(定形、25グラム以下)の郵便料金の上限を110円に引き上げるというもの。

「上限」?
どういうこと?

あらためてよく見てみると、記事は次のように伝えていた。

** 引用ここから

総務省は18日、現行額と同じ84円と定めている封書(定形、25グラム以下)の郵便料金の上限を
110円に引き上げる省令改正案を審議会に諮問した。
改正されれば、日本郵便は同額まで引き上げる方針だ。

** 陰陽ここまで (時事通信ニュース 2023/12/18)

つまり、まず、総務省が郵便料金の上限を引き上げる省令改正案を審議会に諮問。
審議会が諮問通りの値上げ妥当の結論を郵政省に答申。
総務省が答申を受けて省令を改正して、値上げを布告。
郵便局が省令改正を受けて、値上げを決定。
省令が施行されて、郵便料金の値上げが実現。

これ以外にも値上げの申請、認可などの手続きがあるのかもしれませんが、いずれにしても、
その影響の大きさなどから猶予期間とか移行期間とか特例措置とか、いろいろあるかもしれないし、
時期を先延ばしするかもしれないし、30%は高すぎるとして、値上げ幅が圧縮されるかもしれない。
以前にもやった、最初の年の年賀状だけは、少し安めで、となるかもしれない。
それでも、1枚10円20円上がるとすれば止めてしまう可能性が高いけど。

ただでさえ減り続けている郵便。
はがきの料金が値上がりすれば、ますます需要は下がり、ついには誰もはがきを使わなくなる。
はがきがなくなれば、簡便な通信手段を失うと言うのであればまだしも、時と時間と場所を選ばない
通信手段はほかにもいくらもあり、「値上げしても消費者は我慢して使い続ける」ことにはならない。
多くの人からは捨て去られ、一部のニアックな人たちのための通信手段となるのかもしれない。

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