丸底フラスコのブログ(goo版)

ヤフーブログからの引っ越し組

小さな古時計

2009-09-29 23:28:04 | 無題
大きなのっぽの古時計 おじいさんの時計♪

・・・の歌とは正反対ですが、家には小さいけど柱時計があります。


ねじを巻き巻き30年くらい。

両親の結婚祝いにもらったとか言ってた気がする。

少なくとも私が生まれる前からは動いていた時計です。



しかし最近すぐ止まったり、ならなくなったりしてきたのと、高いところにあるので
脚立に上ってねじ巻きするのが面倒になり、5月ごろから休みっぱなしになっていた。




短所は「カチコチ」という振り子の音、12時の一番長い鐘なんかはなれない人には耳障り。

また良くも悪くも昼夜問わず鳴るので、小学生の頃友達が泊まりに来たとき
「夜中うるさい」と言われてしまった。

ねじ巻きは1~2ヶ月くらいに1回。電池式に比べたら寿命は短い。
2こ鍵穴があり、左右均等回数に巻くのが基本らしい。

ねじ巻きは父親の役目(と勝手に家内で決めてるだけ)だが、入院してしまった時に巻いたことがある。
面白かったけど難しさも感じた。
「あれ、今右の穴何回まいたっけか?」・・・なんてなる。



長所は離れた所でも時間がわかるところ。2時なら2回だけ鳴ってくれるので。

あと、早く帰ってほしい客にはいい時報。
「あらもう5時」とか強制的に知らせてくれるので、客の腰が浮く。


家の内装工事で時計をはずした。

今だけ低いところにかけなおし、父親がまたネジ巻きして動かしてくれた。



昔はどこの家にもあったのになあ・・・。

やっぱりしょっちゅうネジ巻きしたり、時間が狂っちゃったり
音がうるさいのは現代に会わないのでしょうか。


時報が鳴るとき、小さなトンカチみたいのが渦巻状の針金をたたくのが面白くて
よく覗き込んでいた。


私自身はとても気に入っているので、大事にしよう。

童謡のように100年とは行かなくとも。