Sleeping in the fields of gold

小麦畑で眠りたい

格闘!

2017-07-11 | Weblog

闘いましたよ、アテクシは。エェ。

夜、TVを見ながら扇風機にぐゎんぐゎん当たっていた。

かすかな羽音を感じて、電灯を見上げる。
どこからやってきたのか。
大きな虫が電灯の周りを飛んでいる。

最初は「蛾」であろうかと思っていた。
しかし、蛾にしては羽が大きくない。
しかし、サイズ的には5㎝くらいはありそうな結構なサイズ。

長い触覚が見える。

え゛?

も、もしかして…。

君はゴキっ?

うっゎ。
辛い…。

飛んでる…。

バサバサ飛んでる。

今までゴキさんを何度か仕留めてきたものの、それはすべて床を這っている奴よ。
「飛ぶ」とは聞いていたものの、こんなにがっつり飛んでいるのに出くわしたのは、『人生28年』で生まれて初めて。(←自称『永遠の28才』苦笑)

うっわー、まぢか。

ひとり暮らしの辛さはココよ。
誰も助けてくれない。
自分で闘うしかない。

幸い、ハンディな所にキン○ョールが置いてあったのだが。(それもどんな家なのか)
この土壇場で「あれ、これってゴキブリに効くっけ?」と。

Gさんはパタパタと飛んで、壁にかけてある時計に落ち着く。
ま~ぢ~か~。
片目でGさんの様子を見つつ、手にした殺虫剤の効能を読む。蠅成虫、蚊成虫、の次にゴキブリと。
って、どれくらい効くんだろうかね、オイ。

もう一つの殺虫剤が置いてあるのは、少し離れた棚の上。
が、それを取りに行くには壁掛け時計の下を通らねばならん。Gさんがいる。
うーむ。どっちの薬が効くのか。

そうっと蟹歩きで、時計の下を通り、もう一つの殺虫剤を手にする。
はて、どちらがより効くのか判然としない。
仕方ないので、まるで宮本武蔵よろしく殺虫剤の二刀流で戦いに挑む。

時計に噴射、噴射!

よろっとして出てきたGさんはヨタヨタと歩きながら、飛ぶ。

ひゃぁっ!飛ぶなバカ者!

下駄箱の裏とかに逃げたけれど
許さん、許さん、許すまじ。

殺すまで、安心できない。

上手いこと陰に隠れてなかなか下駄箱の下から出てこない。
下駄箱を動かして、スプレー。噴射、噴射。

ようやく下駄箱の下から出てきても、弱っているもののしぶとい。
まだ触角は動く。
すげぇ、生命力だなぁ、G。

台所から中性洗剤を持ってきて、最後の一撃。
呼吸を止めるのだそう。

は~~っ

安堵。

後片付けが大変だ。
そこいらじゅう、殺虫剤だらけ。

下駄箱も動かしたから、今日掃除したばかりなのに、玄関マットのところに埃がついてしまった。
明日は来客があるので、掃除したのに…。くそぅ。
明日、もう一度やり直さねばならん。

でも、仕留められて良かった。
こっちに向かって飛んできた時には、思わず、腰が抜けそうになったよ(笑)。

怖かった~~~(めそめそ)。

どんな恐怖や困難にも自力で立ち向かうアテクシ。
えらい(笑)。
(だって、自分でやらなきゃ、誰も解決してくれないからね)

ついに出たか~。
薬、置いておいたんだけど、ダメかなぁ。

さらなるG対策をせねばならんか。
まったく。

とりあえず、今宵は勝利できて、良かった♪
飛んだの見たの、初めて。

話には聞いていたけど、これは怖いゎ…。

予測不能だもん。進路が(笑)。