Go、Go主婦、である。
面白いnewsを目にした。
群馬県の55歳になる主婦が群馬医大受験をし、センター試験、2次試験の総合得点で合格者水準を上回っていたにも関わらず不合格判定された。その理由を問いただした所、暗に年齢が問題であったという回答を得たために裁判所へ申し立てたのである。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050701-00000089-mai-soci
そんな事があってよいのか、と思う。
55歳の何がいけないのだろう。55から6年、インターンをやって、と寿命を考えると「医者」として活躍できる時間は短いからか。けれどもそれは大学の合否判定をする者が考えることではない。大学は「学びの場」を提供する場所であって、「学びたい」と望む者に平等にその機会を与えて欲しい。
55歳から医者を目指す者には、それまでの人生で培った経験と知識がある。
加齢による体力の衰えなどにも理解を示すことができるし、また通院や入院をせなばならない当人を囲む家族に対しての理解もあるだろう。
20代の社会経験もろくにない医師よりは、よほど患者の側に立った医療を期待できる。
一概に高齢だから医師にふさわしくないとは言えない。
情けない事件だと思う。
欧米では社会人が大学を目指すことは決して不思議なことではない。
大学のキャンパスに様々な年代の人々がいることが「ごく普通」に受け入れられている。
そして、どんなに「知識」を詰め込んだ優秀な若者も実際の経験に根付いた意見を持っている高年の大学生には決して叶わない部分があるのは事実だ。
頭の中だけで考えている事と、実際を知っている事。
それらが出会える機会を大学が提供している。
今回の事件のようなことが起こること自体が日本の教育システムの門戸の狭さ、ならびに視野の狭さを表している。
提訴には時間もお金もかかる。
が、是非この主婦には頑張ってもらいたい。
合格を勝ち取って欲しい。
やりたいと思ったときがベストな時なのだ。
誰にもそれを阻む権利はない。
面白いnewsを目にした。
群馬県の55歳になる主婦が群馬医大受験をし、センター試験、2次試験の総合得点で合格者水準を上回っていたにも関わらず不合格判定された。その理由を問いただした所、暗に年齢が問題であったという回答を得たために裁判所へ申し立てたのである。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050701-00000089-mai-soci
そんな事があってよいのか、と思う。
55歳の何がいけないのだろう。55から6年、インターンをやって、と寿命を考えると「医者」として活躍できる時間は短いからか。けれどもそれは大学の合否判定をする者が考えることではない。大学は「学びの場」を提供する場所であって、「学びたい」と望む者に平等にその機会を与えて欲しい。
55歳から医者を目指す者には、それまでの人生で培った経験と知識がある。
加齢による体力の衰えなどにも理解を示すことができるし、また通院や入院をせなばならない当人を囲む家族に対しての理解もあるだろう。
20代の社会経験もろくにない医師よりは、よほど患者の側に立った医療を期待できる。
一概に高齢だから医師にふさわしくないとは言えない。
情けない事件だと思う。
欧米では社会人が大学を目指すことは決して不思議なことではない。
大学のキャンパスに様々な年代の人々がいることが「ごく普通」に受け入れられている。
そして、どんなに「知識」を詰め込んだ優秀な若者も実際の経験に根付いた意見を持っている高年の大学生には決して叶わない部分があるのは事実だ。
頭の中だけで考えている事と、実際を知っている事。
それらが出会える機会を大学が提供している。
今回の事件のようなことが起こること自体が日本の教育システムの門戸の狭さ、ならびに視野の狭さを表している。
提訴には時間もお金もかかる。
が、是非この主婦には頑張ってもらいたい。
合格を勝ち取って欲しい。
やりたいと思ったときがベストな時なのだ。
誰にもそれを阻む権利はない。