みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

台北市街

2018年07月29日 | 俳句日記

台北国際空港(台北桃山空港)から地下鉄
で市街地へ向かった。
この日の宿泊は台北駅の南側、新光三越
デパートから徒歩3分のホテルである。

ホテルマンは皆流暢に日本語を話す。
残念だが案内表示に日本語はなかった。
日本人は漢字が読めるからだろう。
無論、英語もハングルも無い。

しかし理由は後で詳しく述べるが、近い
うちに英語表記が増えてくる筈だ。
かつて米国も日本も台湾を見捨てた。
その事は両国とも国策の誤りであった。

トランプ大統領は、今、オバマ政権迄の
失策をリカバーしようとしている。
今のところ北鮮を念頭においた中共への
牽制に見えるが、本命は中共である。

閑話休題。
筆者は旅先の心得として、宿泊地の神様
を朝詣りする事にしている。
冒頭の写真は、ビジネス街の只中に在る
観音堂だ。

早朝から出動前の善男善女がお参りをな
さっていた。
観音様だが、御当地の守本尊であるから
筆者の目的に変わりはない。

懇ろにお参りして堂を出た。
ここに至るまでに気付いたことがある。
まだ午前6時過ぎだと言うのに街の隅々
までゴミが散らかっていない。


日本国内でも、地域や地区によってその
違いが目に付くことがある。
でも、台北のような大都会で路地裏まで
清掃された都市は珍しい。


そんな街は、大体において民度が高い。
台北は、いや台湾はどこでも安心して街
歩きが出来ると確信を持った。

〈異国にも 話せる人有り 夏の朝〉放浪子
季語・夏

7月29日〔日〕曇りのち雨
台風が接近している。
常に無いコースを辿っているようだ。
気の毒なことに、先日の豪雨被災地にも
影響を与えているらしい。
予測不能な事が頻発する時代になった。




この道をまっすぐ南に下ると、昨日掲載
した中華民国総統府に行き着く。

ここは、日本で言えば丸の内の交差点の
様なもので、この先には官庁が連なる。