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みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

東シナ海波高し

2019年06月03日 | 俳句日記

尖閣諸島


6月3日〔月〕晴れ

1日のシャナハン表明から習近平皇帝はかなり追い込まれているらしい。
窮鼠猫を噛むの例えのとおり、突発的な動きを見せるのではないかと心配している。

トリガーは、米中貿易戦争の帰趨は圧倒的に米国優位に推移していると言うこと。
次に安倍首相のイラン訪問の結果次第では、米国は2正面作戦を余儀なくされると言うことである。

昨日書いた様に、台湾問題は米中双方にとって世界戦略の要ともいうべき課題である。
特に習皇帝にとって、もし台湾が独立でもしようものなら、確実に皇帝の座を追われる事になる。

彼としては米中全面戦争も厭わない局面だ。
そうなれば世界大戦にまで至るかも知れない。
ただ、彼にとって前段階のステージがある。
尖閣を日中の領有問題として紛争化させるのだ。

武装漁民を上陸させ実効支配にまで持っていく。
米軍はすぐさまの介入にはたじろぐ筈だ。
自衛隊は9条の壁に阻まれて有効な手を打てない。
この状態のまま台湾と沖縄を伺うのである。

この段階での国防動員法の発動は要らない。
日本にとっては第2の竹島問題が生じた訳だ。
だが中共にとっては軍事的目的は達する。
日本の領海に航行の穴をあけてしまった。

これを阻止するためには、9条の改正が直ちに必要なのである。
そんな時に首相はG20とイランに釘付けになる。
おまけに選挙だ。

いやはやこの国の将来は?子雀たちの未来は?

〈今日3日 梅雨入り前の 気鬱かな〉放浪子
季語・梅雨(夏)




梅雨きざす

2019年06月02日 | 俳句日記

自由と公正を守れ!


6月2日〔日〕曇り

梅雨前線が、九州南方海上にくっきりと現れた。
梅雨が兆す時候である。
九州地方の予報では終日の雨であったが、今日のところでは降雨はまぬがれた。

東シナ海がそんな頃、南シナ海はもう臨戦態勢と言っても良い状態になりつつある。
「アジア安全保障会議」で米国は対中批判をさらに強め、同盟諸国に包囲網強化への関与を表明。

背景には、スプラトリー諸島の3つの人工島の軍事基地化が、全て完成したことにあるらしい。
シャナハン代行の演説は、去年9月のペンス副大統領と同様に“最後通牒”のそれである。

言ってみれば中共の不沈空母が同地域に3隻就航したようなものだ。
こうなると、同地域の制空権を中共に奪われてしまうのも時間の問題となる。

当たり前といえば当たり前の米国の対応である。
更に米国は、中共が核心的利益と主張する台湾の防衛戦略にも言及した。
こうなれば“宣戦布告”と言ってもいい。

トランプ大統領は、いよいよ習近平の首を取りに出つつある。
60年前のキューバ危機を思い出してしまった。
日本にとってはただごとではない。

〈もののふの 見上げる空に 梅雨きざす〉放浪子
季語・梅雨きざす(夏)







水無月

2019年06月01日 | 俳句日記

世界のキーマン安倍晋三


6月1日〔土〕晴れ

水無月になりました。
梅雨の季節なのになぜ水無月なの?と思われる方も多いはず。
古語辞典を引いて合点がいきました。

上代の格助詞「な」→現代語の「の」の意味、
例えば、
みなそこ(水の底)、みなと(水の門、戸)と同様の使い方なのです。

ただ、みなづき(水の月)を万葉仮名で表記をするときに「な」を「無」としたところから「水無月」となった様です。
他にも有りそうですから調べると面白いかも。

ま、そんな事はどうでもいいことですが、この6月は予想されている通り、日本の将来を占う大事な月になりそうです。
それも我々国民の意思によって。

国内では、消費税がらみの選挙動向。
国際的には、G20と米中関係。
これにはイランが絡んできます。
その全てのキーマンが安倍首相と言われてます。

良好な日米関係故の役回りですが、それにしては内に問題が多過ぎます。
去年に引き続く霞が関の不祥事、自民党本部の不協和音、財界の不統一etc。

ですので世界は安倍首相の一挙手一投足に注目しています、半ば好奇の目で。
だからこそ国民の結束が必要なのです。
どうすれば良いのか?

簡単なことです。
消費増税反対の大合唱をやれば良いのです。
それで財務省の中の反日勢力が一掃されます。
日本は救われるのです。

消費増税反対!

〈ともかくも 増税反対 水の月〉放浪子
季語・水無月(水の月)・夏



令和の外交デビュー

2019年05月27日 | 俳句日記

ペリーの来航

5月27日〔月〕曇りのち雨 風やや強し

世界史的な日本の転換点となるであろう一日が、宮中晩餐会で終わりました。


晩餐会での乾杯

今上陛下の歓迎の御言葉に対するトランプ大統領の返礼の言葉は、歴史的に見ても格調の高い内容だったと思います。
令和元年の最初の国賓らしいお言葉でした。

やはり「令和」を“beautiful harmony”と表現していましたね。
あながちヨイショした外交辞令とは思えない深みを感じさせてくれます。

よほど安倍首相と日本国がお好きな様です。
当然、今上両陛下とも旧知の如くにお話になって
いました。


宮城でのお出迎えの風景

思えば我が日本国は、黒船以来約100年おきに米国によって新たな世界デビューをさせられます。
ペリーに始まり、ルーズベルトそして今回はトランプ大統領に天命が降りたのでしょう。

前回は相手の仲間が悪かった。


策謀家三兄弟

今回のトランプ氏はこの三兄弟の流れを敵視しています。
混迷の時代こそ明快なパートナーの方がいい。
だからアメリカファーストでいいのです。

今日も一日、どなた様もご苦労さまでした。

〈企まぬ 直き絆ぞ 夏の菊〉放浪子
季語・夏の菊(夏)