ダービー

なかなか衝撃的な展開になった第９０回東京優駿（日本ダービー）。

ちょっと気になることがあったので久々に。

レースは初っ端からドゥラエレーデが落馬するわ（レース映像見返したらゲート出たタイミングで躓いてましたね）、
パクスオトマニカが大逃げかますわ、
最後はデッドヒートの末、クビ差でタスティエーラが勝ち（netkeibaの記事見たら落鉄してたそうで。恐ろしい子！）、
入線後にスキルヴィングがぶっ倒れのその後死亡確認と、
90回の区切りのダービーは諸々てんこ盛りの１戦になりました。

で、気になったのが、勝ち馬そっちのけでスキルヴィングの話題ばかりが上がってることで。
ぶっ倒れた時の映像見ましたけど、なかなかに衝撃的です。
ダービーなんて普段競馬そんなにやらない人が来るタイミングであれはねぇ…
話題にはなっちゃいますよね、そこんとこは仕方がない。

で、今の状況見てる感じ、
「タスティエーラが勝ったダービー」、じゃなくて、
「スキルヴィングが亡くなったダービー」として語られる流れになりそうな気がしてるのです。

1995年の宝塚記念が、「勝ち馬ダンツシアトル。2200の当時日本レコード叩き出したレース」じゃなくて「ライスシャワーが転倒して予後不良になったレース」、
1998年の天皇賞秋が「オフサイドトラップが勝ったレース」じゃなくて「サイレンススズカが故障して予後不良になったレース」って語られるのと同じ気配がしてます。
実際どうなるかは数年後にならないとわかりませんが、ダービーでのあのインパクトは結構強いんじゃないかなと。
レース中の故障とか悲しいものだし、ショックではあるのでね。

勘違いしないでほしいんですけど、悲しむなとは一言も言ってません。
勝ち馬をちゃんと評価しないのは違うんじゃね？という話です。
前述した２例とか、なんかもうタブーっぽい感じすらあるような印象なんだけど気のせいっすかね？
そうはならないよう、タスティエーラにはGⅠ勝ちまくって欲しいなあと思ったのでした。
「それはそれ、これはこれ」ってちゃんと分けて扱えるでしょうよ、いい大人ならさ。

おわり。

余談だけど、札幌競馬場に来てたおかぴー（岡田紗佳）が◎タスティエーラにしてたの凄かったです。