みなさん、こんばんは。
今日は一日雨で、真冬の寒さに戻ったようでした。明日は4月上旬並みの気温になるらしいですし、三寒四温な感じが、春の到来を徐々に感じさせています。
さて、今日は登山が趣味の友人にススメられた植村直己さんの本の紹介です。
植村直己さんが、マッキンリーで消息を絶ってから30年近く経ちますが、小学生だった私もその記憶が鮮明に残っています。とにかく、日本人が誇る世界的な冒険家が、行方不明になったと。
それくらい有名だった植村さんなので、どれだけ破天荒で、無謀な方かと思いましたが、本書を読んでそこまでの感じは受けませんでした。
ラフな計画をもとに海外に出る感じや、現地の役所から登攀許可を得るための、あの手この手と、とにかくバイタリティに溢れる人なんだと思いました。
個人的には先立つものや、それなりの保証がないと出来ないと思われることを、個人の力だけでなく、多くの人を巻き込みながら、次々と冒険を達成していく様は、憧れの対象と言ってもいいくらいです。
植村さんに限らず、有名な登山家の多くが、山で遭難されたりしているのは、残念な限りですが、限界に挑戦していくという姿勢は、多くの人に受け継がれているのではないかと感じました。
それでは、今日はこの辺で。また、明日!