９月６日
台風が過ぎた後、朝晩はすっかり秋の風情です。
り・・りり・・・・・・・・りり・・・・・・り・・・・・・・
と、たどたどしく鳴いていた虫の音も、すっかり上手になりました。
そんなふうに季節が移っていく中、只今湯呑みを作っています。
同じ形、同じ大きさで作るのは本当に難しい。
似たようにはなるけれど、セットと言えるほどピッタリとはなかなかいきません。
今日も午後から２時間半、轆轤にむかって削りの作業。
目が覚えている・・・という境地には程遠い。
陶芸の道はまだまだ道半ば 
・・・と実感しています。
作品を作ると、そのどこかに（たいていは底に）サインをします。
名前の一文字や、それをアレンジしたサインや、お気に入りの文様や・・・・・
それを印として作ることもあります。
私もこれまでいくつか作りましたが、みんなはこんな陶印を手作りしています。
そして今日は印花の文様を押すために、オリジナルな陶印を作りました。
今回のはちょっと大きめ。
これがどんな作品になるか、お楽しみお楽しみ。
９月２日
台風の気配を感じる空模様。
夕方に近づくにつれて、風が強くなってきました。
そんな中でも今週も皆さんは陶芸に励んでいました。
大きな作品を作る時のやりがいがたまらない・・・・・というＳさん。
これまでで最大の作品に奮闘中。
割れてしまった自宅のカメの蓋。その手作りに挑戦中。
カメの蓋のデザインにも 
らしさ が感じられます。
そしていつも可愛い陶人形を作るＩさん。
来年の干支、龍の陶人形もいろいろバージョンアップ中です。
轆轤の経験が長いＩさんは、使いやすい急須に挑戦中。
これまでにもいくつか作られていますが、軽くて、水切れが良くて、ちょうどいい大きさを求めています。
今回は蓋の具合も、デザインもバランス良くできました。
家族が褒めてくれたから・・・
Ｙさんは、そう言ってわんこが付いた鉢を作りました。
以前作った物より少し大きくして、植え込むお花をどれにしようか考え中です。
大きなものから小さなものまで、そしてきっちり丁寧な作りからラフで勢いのあるものまで。
それぞれの好みで、それぞれの作風で・・・・・日々やきものを楽しんでいます。
９月１日
今日から９月。
台風も近付いていて、ちょっと心配な９月の始まりとなりました。
今回の本焼きで、まだご紹介していない作品です。
プレゼント用に作られたカップ。
黒マットと白マットのスプレーがけです。
大きさもフォルムも女性用にはちょうどいい感じです。
キッチンで使うヘラや橋を立てて置く入れ物と、楊枝入れ。
ルリ釉を使って爽やかに。
大きな鉢です。
刷毛で乳白を塗り、その上から織部を薄くかけています。
丁寧な手びねりで、均一な仕上がりです。
カラフルなカップはお孫さんの作品。
色塗りも自分で頑張りました。
さて、みなさん次はどんな作品ができてくるでしょうか・・・？ 楽しみです。
