工房 手土手 やきもの暮らし

土に触れ、土と戯れる日々の記憶
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どうなった?

2014-04-26 13:44:36 | 日記


工房には、乾燥中の作品や、本焼きを待つ作品が棚に並んでいます。


小さな工房なので、一度に入れるのは6人くらい。

25名のメンバーが都合のいい曜日や時間を選んで制作しているので、

顔を合わせる機会はあまりないけれど、作品の経過は見ている・・・ということもよくあります。

どんな仕上がりになったのか・・・と気にしていても、完成を見ないうちに無くなっているということもしばしば。

 

そこで、みんなが気にしていた作品をいくつかご紹介しましょう。

まずは S さんの傘立て。

月明かりをぽぅっと白く出したい・・と、釉薬かけに工夫していました。

こちらは K さんの鉢。

お菓子や果物を入れたいそうです。

椿の花をポイントに、優しい感じの仕上がりになりました。

こちらは子ども絵シリーズ。知り合いのお子さんが描いてくれた絵を大切にとっておいた T さん。

この絵を書いてくれた、その当時幼稚園児だった子は、今はもう高校生だとか。

昔の自分の絵との再会を喜んでくれるかなぁ。

 そして、みんなが心配していたキリンの親子。

実は、この作品は一度模様を付けずに焼いてしまいました。

クリーム色ののっぺりとした状態で窯から出てきた時はビックリ!

上絵で茶色い模様を付けて、ようやくキリンになりました。

愛らしい表情も生きてきて、ほっと一安心です。