河村龍一の「月の癒し」~銀河鉄道の夜

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「SNSでの誹謗・中傷は全盲目者への集団リンチと同じ卑劣行為!」

2020-05-29 23:11:18 | 日記

今宵、「銀河鉄道の夜」に訪問していただき、ありがとうございます。
現実世界に疲弊した皆さまを、夢とロマンの時空にご招待いたします。


「そうだよね。顔も中身もブスでごめんね。消えれるもんなら早く消えたいよ」

「消えてなくなったら許してくれますか? 消えたらみんなに愛してもらえますか」

「毎日100件近く率直な意見、傷ついたのは否定できなかったから。死ね、気持ち悪い、消えろ、今までずっと私が一番に思ってました」

「産んでくれてありがとう」

これは、自殺した22歳の女性の遺書です。
どんなに辛く、心が傷ついていたのでしょうか……非常に痛ましい事件でした。

5月23日午前3時半ごろ、女子プロレスラーの木村花さん(22歳)が自宅内で、心肺停止の状態で母親の木村響子さんに発見され、搬送先の病院で死亡が確認されました。

木村さんは、フジテレビ系で放送され、ネットフリックスでも配信されている恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演していました。

関係者によると、年明けごろからSNS上で、同番組内での木村さんの言動などを誹謗・中傷するような投稿が毎日100件近くも相次ぎ、それらの投稿に木村さんは悩んでいたようです。

SNS上で、相手が自殺するまで誹謗中傷する行為は、自分たちの姿が見えないことを悪用した「集団リンチ」そのもの。
例えるならば、「全盲の障害者」が盲導犬に導かれて道路を歩行中、見知らぬ加害者たちが理由もなしに毎回殴る蹴るの暴行を加えては喜び、全盲の被害者が耐えきれずに自殺するまで追い込むような卑劣行為と同じ。

木村さん死去の報道後、誹謗や中傷をSNS上に書き込んでいたアカウントは、続々と削除されているとのこと。
どこまでも、狡猾で卑怯な者たちですね。

アカウントは削除されても、加害者たちの卑劣な行為により「22歳の女性の尊い命」を奪ったという取り返しのつかない事実は、永久に消去できないことを強く認識すべき。

今後、加害者たちは家庭を築いて家族と共に幸せな生活を歩んだとしても、また現在、幸せな日々を過ごしていても、それは「木村花さんの死」を踏み台にした「偽りの汚れた幸せ」であり、「かけがえのない尊い人の命」を奪っておいて、心から笑って喜べるような「真の幸せ」など、加害者たちには永遠に来ないのです。

「因果応報」。
仏教では、人間には「三世の法則」があると説いています。
罪を犯せば、「この世」か「あの世」若しくは「来世」の、いずれかの「世」に必ず罰が下るとのこと。

もし、加害者たちの一人にでも、「人の心」が存在しているのならば自己の犯した罪を猛省し、今からでも遅くないので被害者の墓前に行って焼香し、死んだ被害者に心から謝罪するべき。

ところで、話は変わりますが、私も先月、「コロナに感染したのか!」というような恐ろしい体験をしてしまったのです。
実際は、ただの風邪だったので一安心ですが。

当時、3日間くらい微熱と息苦しさが続いたため、保健所に連絡したところ、PCR検査はしてくれないと言われてしまい、すがる思いで医者に行き、症状を伝えてからCTやレントゲン検査、血液検査などを受けました。
検査後、医師からは「肺に異常がなく、コロナではないようですから、PCR検査も受けられないですよ。多分、風邪ですね」と診断されて、その後は自宅療養していました。
でも、息苦しさが2週間くらい続き、「コロナに感染したのか」と疑ってしまい、日毎に不安は募るばかりでした。

療養中、テレビでは「コロナ関連の報道番組」ばかり放映されていたため、視ると余計不安になるから、テレビは一切視ませんでした。
このような心理状態は、実際にコロナに感染した方々も同様だと思います。

私のこのような暗鬱たる日々において、ある救いの光明が差し込み、落ち込んだ私の心を癒してくれました。
それは、神奈川県某市に所在する印刷会社の社長さんが発信している「フェイスブック」の記事です。

昨今、前述した「SNSの悪用」ばかりが報じられていますが、この社長さんのようなケースでは、見事にSNSなどの長所が発揮されていました。
社長さんの記事は常に心和む内容で、多くの「読者=友達」から素晴らしい有意義なコメントばかりが投稿されています。
誹謗中傷などといった「非生産的な投稿」など皆無です。

ちなみに、この社長さんはフェイスブックを活用し、地元の季節の便りを画像付きで連日発信しています。
当時、療養中の私には、心に一点の曇りもない純粋な人物の書いた記事が唯一の救いであり、送信されてくる記事は本当に楽しみでした。

ただ、人格者である社長様の書いた記事の読者(友達)はあらゆる分野で活躍している著名人や有識者も多く、私のような「よそ者」がコメントすることは差し控えていました。
閲覧するだけでも十分に役立ち、興味深い内容でしたので時々、コメントしたときもありましたが、必ず、丁寧な返信を頂くため、大変恐縮してしまいました。

できれば、本ブログでも紹介したいのですが、先述したように、世の中には「心無いコメントや誹謗中傷するだけの汚いコメント」を投稿する者たちが存在するため、社長さんのフェイスブックを汚してはならないとの観点から今回、このフェイスブックの詳細は記載しませんので悪しからず。

この社長さんのようケースと同様に、SNSが社会を良い方向へ導くことに活用されることを期待しています。

それでは、グッドナイト!
またのご来訪をお待ちしています。


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