河村龍一の「月の癒し」~銀河鉄道の夜

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「リンちゃん殺人事件~被害者数が1人でも死刑が求刑された鬼畜の所業!」

2020-09-26 22:32:25 | 日記

今宵、閲覧注意!

 

「私は娘の遺体を引き取った時の感覚を死ぬまで忘れることはないでしょう。殴られて腫れ上がり、あざができた娘の顔、棺の中で横になり、つむられた娘の目、娘の冷たい手を握った私の心は、千もの針で突き刺されたようでした。私は泣くことも叫ぶこともできませんでした」

 

「私は眠りにつくたびに、助けを求めて叫ぶ娘の声で目が覚めます。この痛みを言い表せる言葉はありません」

 

裁判長が、母親のグエンさんの悲痛なる意見陳述書を読み上げました。

りんちゃんの父親であるハオさんによれば、グエンさんは夜眠れず、常に泣いているといいます。自殺も考えており、そんな状態が今も続いているとのこと。

 

2017年3月24日、千葉県松戸市立六実第二小学校3年生女児のレェ・ティ・ニャット・リンちゃん(当時9歳で千葉県松戸市在住、ベトナム国籍)が、登校中に行方不明となり、同月26日の朝に同県我孫子市北新田の排水路脇の草むらから絞殺体で発見されました。

 

同年4月14日、りんちゃんが通っていた同小学校保護者会会長のS(47)が死体遺棄容疑で逮捕され、その後、強制わいせつ致死、殺人などの罪で起訴されました。

 

この事件の全貌を最近になって知った私は、絶対に犯人を許すことができません。不可能な話ではありますが、同事件犯人のSを二度死刑にすべきだと、強い義憤に駆られました。

 

【事件と裁判の概要】

 

犯人のSは当時、保護者会長であり、しかも児童たちの「見守り活動」をしていることから、リンちゃんたち児童から絶大に信頼されていたのです。

あろうことかSはその立場を利用し、己の「幼児性愛」という劣情を満たす目的でリンちゃんを誘拐して「わいせつ行為」に及び、その後口封じのため、リンちゃんを殺害してしまったのです。

 

「(リンちゃんの)膣や肛門には棒のようなものを挿入したときなどにできる出血や傷も見られたようです」

週刊女性PRIMEの全国紙記者によれば、発見されたリンちゃんのご遺体はこのように惨い状態だったといいます。

 

また、犯人のSが所有するキャンピングカーからは、金属製SM用手錠、ヒョウ柄の手錠、バイブレーター4本、フェイスマスクなど“大人のおもちゃ”が10点以上、押収されていたとのこと。さらに、警察は「ロリコンの裏DVD」も押収していました。

 

このことから想像できるのは当時、9歳だったリンちゃんが犯人のSに拉致・監禁されてから、ここでは記述できないほどの性的暴行を加えられた様子が窺えてきます。

 

その後Sは、口封じのため、命乞いしていたと思われるリンちゃんを冷酷無残に絞殺し、遺体を排水路脇の草むらに遺棄したのです。

絶対に「あり得ない」、「あってはならない」卑劣極まる殺人事件でした。

被害者遺族であるご両親の心中を察すると、お気の毒すぎて……ここで述べることさえ憚れます。

 

今は、ただ、リンちゃんのご冥福を心よりお祈りいたします。

 

これって、許せますか?

この手の「ロリコン犯罪者」が野放し状態になっているような現状では、今の世の中全体が恐ろしくなってしまい、子どもたちは他人が信じられなくなりますよね。

 

てか、このような犯罪まで発生する世の中になってしまったのでは今後、模倣犯が懸念されるなど、子どもたちの生命と安全を守ることなど絶対不可能になるでしょう。

このような卑劣極まる事件の抑止上の観点からも、犯人のSを一刻も早く死刑にすべきです。

 

 

 

「(起訴状の内容は)すべて違います」

1審の裁判員裁判で、S(当時47歳)が最初に発した言葉だそうです。

Sは、自分は無罪だと主張し、警察がDNA検査などの証拠を捏造した可能性があるとまで言い放ったとのこと。

 

しかし実際は、リンちゃんのご遺体の顔、耳、胸、下腹部からSの唾液が検出されており、腹部からはSとリンちゃんの混合DNA型まで検出されているのです。

 

「リンちゃん殺人事件」の裁判員裁判では、近年では珍しく、被害者数が1人の殺人事件なのに検察が死刑を求刑しました。

おそらく、犯行態様が類例のないほど惨い事件であり、また被害者感情を考慮したからでしょう。

 

しかし、市井を反映した裁判員裁判にもかかわらず、Sに「無期懲役刑」の判決が下されたのです。

当然、判決を不服とした検察は控訴し、Sも「無罪」だと主張し即日控訴したそうです。

 

事件当日、Sが不審な行動をしていた目撃証言と、犯行に使用されたとみられている紐や鞘付きのナイフもSの自宅から押収されており、前述したようにリンちゃんのご遺体からSの唾液などのDNAなども検出されているため、Sが犯人であることは間違いないのです。

 

事件の詳細はこちらをクリック!

 

さらに、Sは裁判で無罪だと主張するのに飽き足らず、リンちゃんのご両親を次に記したとおり批判したのですから呆れてしまいます。

 

「登校中なら親が悪い。校内なら教員が悪い。(リンちゃんの事件は)通学途中のことなので親の責任だ」

検察側の尋問で、“もし、いなくなったのが自分の娘だったら捜索に協力してもらえなかったときにどう思うか”と問われたとき、このように言ったそうです。

 

さらに、

「見守り活動をしていたのに見守れなかったので謝りました。親がボランティアのところまで連れてくれば見守る。連れてこられなければ見守れない。だから親の責任です」

 

 

「(親が)守っていればこんなことにはならなかったと思う。事件当日、リンちゃんのお父さんは仕事に行く前に時間があったと聞いたので送っていけた。ひとりで行かせたから事件に遭った」

Sは反省や謝罪するどころか、リンちゃんが事件に遭ったのは、リンちゃんのご両親にすべての責任があると放言する始末でした。

 

リンちゃんのご両親は、Sから酷い言葉を次々と浴びせられてしまい、本当に辛かったと思います。

 

それなのに、このような者を「無期懲役刑」ですか……だったら、裁判員裁判制度なんか意味がない、即、廃止すべきですね。

いったい、Sの何のどこが、極刑を回避する理由だったのでしょうか。

おそらくは悪しき前例に従い、「被害者数が1人」だったから「無期懲役刑」にしたのでしょう。

やはり、「リンちゃん殺人事件」は被害者数よりも、犯人の性格と犯行態様を優先して罪刑(殺人罪:死刑又は無期若しくは5年以上の懲役)に反映し、社会防衛上の観点から死刑判決を下すべきです。

 

以上です。

 

(週刊女性2018年7月3日号より一部引用)

 

 

実は、私の当ブログにリンちゃんのご両親を支援されている人々から、次のようなコメントを頂きました。

 

※「闇サイト殺人事件」の犯人たちよりも、「リンちゃん殺人事件」の犯人が悪質であるとか、「岡山強姦バラバラ殺人事件」犯人の住田紘一とSとの比較文章を作成し、10月の裁判でどのような刑がふさわしいかを裁判所で話してくれませんか、といったコメントでした。

 

私の見解としては、どの事件も同じで、極刑以外はないということです。

例えば、人間がライオンかクマなどの猛獣にかみ殺された場合を想定してみてください。

当然、目撃者などの住民は警察や地元の猟友会などに通報し、人間を襲った猛獣を捕獲して直ちに射殺してもらう必要があります。そうでないと、周辺の住民は常に危険であり安心した生活ができませんから。

 

猛獣に襲われて死んでしまった被害者の遺族にしても、先ずは、猛獣が捕獲されて殺処分が終わってからでないと安心して葬式ができません。そうでなければ、心から悲しみ、被害者の冥福を祈る余裕がありませんので。

 

また、被害に遭った人間の数云々で射殺するかどうか、といったレベルの話ではありませんよね。1人だろうが3人でも、猛獣が人間を襲ったらすぐに捕獲し殺処分ということになるはずです。

間違っても、被害に遭った人間が1人だけだから、捕獲した猛獣を動物愛護団体などに預けて調教してもらい、おとなしくなったらジャングルや山に帰す、などと悠長な対応などしないはず。

 

結論として述べたいのは、それと同じですよ、ということです。

「闇サイト殺人事件」、「岡山強姦バラバラ殺人事件」、そして「リンちゃん殺人事件」の本質は、人間が犯した事件ではなく、「人間に見える猛獣」による殺人事件だったのです。

 

他の凶悪殺人事件の犯人もそのように捉えてみれば、死刑制度存置の必要性が理解できると思います。

人間が犯した殺人事件だと「勘違いして」死刑制度の廃止や存置を論じていては、この問題は並行するだけであり、永遠に結論に至りません。

 

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (一ノ瀬志希)
2020-10-26 17:20:51
なぜ、リンちゃん殺害事件の犯人の名前を伏せるのでしょうか。私としては、名前を公表すべきだと思います。
また、この記事とは話がずれますが、闇サイト事件の犯人の1人である堀慶末は金慶末(朝鮮人)です。ですので、これからは慶末については「堀」ではなく「金」を使っていただきたいなと思っております。
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Unknown (河村龍一)
2020-10-26 22:58:03
一ノ瀬志希 様

一ノ瀬様のご指摘をお待ちしていました。
久々のコメントありがとうございます。
さっそく、渋谷恭正の実名と「リンちゃん殺人事件」の裁判等について、再度、当ブログに記載しました。
堀慶末の件については既に承知しています。
ただ、被害者遺族のお母さんのご意向に追従し「堀慶末」と記載していますので、悪しからず。
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