「バイデン氏に聞くしかない。(バイデン氏が)第3次大戦は核戦争以外ないことを理解していないはずはない」
ロシアのラブロフ外相が、米国との戦争になれば核戦争になると警告したそうです。
中東カタールの衛星放送局アルジャジーラのインタビューで、第3次世界大戦の瀬戸際にあるのかと問われた際、同ラブロフ外相は、第3次世界大戦が起これば、「核戦争以外にない」と断言したとのこと。
ロシア外務省が3月2日、同インタビューの内容をサイトで公開しました。
どうやら、プーチン大統領率いるロシアは、米国との核戦争(第3次世界大戦)に本気モードで突入する覚悟を決めているようです。
今はただ、ロシア国内でクーデターが発生することを祈るばかりです。
一方で、ウクライナが完全にロシアに侵略された場合、「核を持つ国が持たない国を侵略していく」ことがまかり通ることになり、次は日本も危機に瀕することになります。
「非核三原則」を廃止すべきでは!
この問題は早急に国会で議論してほしい。
実は、日米は返還前の沖縄で「核共有」していたというのです。
返還までアメリカの施政権下にあった沖縄には、最大1300発の核兵器が陸上配備されていたそうです。
とにかく、北京パラリンピック後までに、せめて日本の自衛隊に「SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)などの戦略核兵器」や「核ミサイルを搭載した戦略爆撃機」などを配備するよう米国に要請し、配備後は国際社会(特に中・露・北朝鮮など)に大々的に公表するなどして、核保有国からの侵略に対する抑止力を早急に備える必要があります。
「非核三原則」に固執する人々や、米国の「核の傘下」という安全神話を信じている人々は、「例えば日本が米国と核共有しても抑止力にはならず、逆に、日本の米軍基地に核兵器を配備した場合、かえって核攻撃の対象となり現在以上に危険性が高まる云々」などと反論しています。
では、ウクライナの現状はどうでしょうか。感情的にならず冷静に考えてください。
ウクライナ軍が徹底抗戦するため、日を追うごとに、子どもまで含めた民間人がロシア軍に虐殺されるなどの「ホロコースト」が続いています。
それだけにとどまらず、とうとう、欧州最大の原発まで攻撃されてしまい、万が一爆発したら「チェルノブイリ原発事故」の10倍の被害に及ぶだろうと危惧されているのです。もはや、ウクライナだけの問題ではなく欧州全体が極めて危険で最悪な状況になってしまいました。
それでも、米国やNATOは「核戦争」になるのを恐れて「経済制裁」に固執し、軍事的に一切反撃できずロシアの暴挙を止めることができません。
仮に、日本が核攻撃を受けた場合、米国が自国も核攻撃されるというリスクを冒してまでも、本当に核兵器による反撃に出てくれるのでしょうか。今回のウクライナの件から察すると甚だ疑問ですね。
では、「核の傘下の安全神話」が崩壊したとき、日本はどうなりますか?
たしかに、日本国内の米軍基地に米軍の核兵器を配備した場合、相手国の核攻撃対象となるリスクはあります。
ですので、自衛隊に「SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)」や「核ミサイルを搭載した戦略爆撃機」などを配備することがリスクも軽減でき、相手国に対しても「抑止力」として十分に発揮できるのです。
今回、ロシアのプーチン大統領はウクライナに「核攻撃する」と警告しています。
また、ロシアへ軍事的に介入した国もその対象にするといい、欧米諸国が弱気になってしまっているのが現状です。
それは、核兵器を持つ国が持たない国を侵略しても、国際社会は何もできず「悪しき前例」を認めてしまうことを意味します。
そうなれば、次は日本が「第2のウクライナ」となる日も近いでしょう。
★米国も恐れるロシアが保有する核兵器
1 「核魚雷」
画期的な性能を持つとされる。核魚雷が発射されれば、その衝撃波で「海底を大きく隆起させることで、高さ100メートルにも及ぶ津波を起こせる」といわれ、3・11を上回る大地震と放射能まみれの大津波を発生させ、3・11以上の惨事が起きるおそれがある。放射能に汚染された津波で米沿岸部一帯を壊滅させるおそれがあると、専門家が警告した。
爆発はTNT爆薬で50メガトンに相当し、YouTubeにアップされた40分間の動画は、広島と長崎の原爆を合わせたものの約1500倍の威力を持つ爆発の様子を映し出している。ロシアは、この爆発の際の閃光が1000km以上離れた場所から見ることができたとしている。
3 人類を滅亡させかねない”最恐”の核爆弾「コバルト爆弾」の保有