「天空の里 いもい農場」通信

長野市芋井広瀬の里山で、自然を身近に感じ、環境・農業・食べ物を大切に思う気持ちが育まれる事を目指した活動です。

2015年度の活動、本格スタートです!

2015年04月26日 | 活動報告
 25日(土)、2015年、天空の里いもい農場の活動がスタートしました。9時過ぎに、開校式。都合で不参加の方が出てしまい、スタッフを除いて、2家族7人(大人3人、子ども4人)が芋井社会会館前に集合します。



 地主さんからは、「ここはもともといもい小学校の分校だった場所で、自分も通っていた。かつては100人くらいいたけれども、最後は7人に。本校に通うことになってしまった。その本校も、併設されていた中学校が閉校に」



 「過疎化、高齢化は深刻で、この集落には小さな子供は一人もいない。どうやってこの地域を守っていくか。みなさんの知恵を借りてこの地域を守っていきたいと思っている。ここは本当に環境に恵まれている場所。子ども時代に自然に触れるのは人格形成に非常に大事。大いに楽しんでいってほしい」と激励のメッセージを頂きました。



 自己紹介をして、畑へ。前回耕運した時に、畑に撒いたアスパラガスがしっかり芽を出している。

 今日はジャガイモ(男爵、キタアカリ)と長ネギの作付け。畝立てをして、植え付けをするんだけども、大人の分担のつもりだった畝立てや、畝の中央に溝を掘る段取りに子どもたちが、自分から、積極的に参加してくれる。凄いなぁ。



 もちろん、みんなが協力して進めてくれるので、作業は実にスムーズ。ただ、ジャガイモが余ってしまい、スタッフ用ファームに、長ネギも落花生を植える予定の場所まで使ってしまう。

 まぁ、いいか。自然相手なんだから、計算通りに行かないのが当たり前だし。



 あと参加希望を今回集約する個人ファームにトマトの苗を用意された方がいたんで、暫定的に区分けをして、鍬入れ。

 参加者が増えれば、そこは調整しましょう。みんな意欲的でいいなぁ。



 社会会館に戻るまでに、農道で野草を摘みながら戻り、さっそく天ぷらに。

 女の子の参加者が3人いることもあって、調理室での天ぷらづくりに揃って参加。



 頂きますの合図で、揃ってお昼を頂きます。野草は、タンポポの花、ヨモギ。踊子草、ヒメオドリコソウ、フキの5種類。

 クロは、いもい農場産のくらかけ豆を、会長は4つの重箱に詰めた羊羹やゼリーを持ち込み。いつものようにお腹いっぱい。



 「気楽に作業出来て、農作業をやったことがない自分たちには良かった」。子どもたちからは、「ジャガイモを植えるのが楽しかった」「天ぷらが美味しかった」「野草が天ぷらで食べられることを初めて知った」って声が。

 子どもたちはすぐに仲良くなってみんなでワイワイ。自然に野遊びにみんな興じていて、いいなぁ、と見てて感動。

 「次は2週間後だよね」って言う声が聴けたのが嬉しかったなぁ。次回は5月9日(土)。次も楽しくやれればいいな、そう思います。


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