「天空の里 いもい農場」通信

長野市芋井広瀬の里山で、自然を身近に感じ、環境・農業・食べ物を大切に思う気持ちが育まれる事を目指した活動です。

第8回活動報告「ジャガイモ収穫したい(隊)!」

2017年08月06日 | 活動報告
8月5日(土)天気:晴れ 参加家族:7家族23人
活動テーマ:「ジャガイモ収穫したい(隊)!」超!新ジャガを使った絶品カレーつき
活動内容:草取り、畑の耕運、ジャガイモなどの収穫、カレー作り




(大豊作だったジャガイモ。みんなで山分けしました)

「天空の里 いもい農場」は5日、長野市芋井広瀬の芋井社会会館を拠点に、畑でジャガイモを掘り、みんなでカレーライスを作って味わいました。県内外の7家族23人が参加。今年のジャガイモは、店舗から出る食品残さを使った牛糞堆肥の施肥や、土寄せ、草取りなど手塩にかけたせいか約5メートル四方のブルーシートが山盛りになるほどの大豊作。参加家族で山分けした他、17日に生活困窮者支援のネットワークづくりをしている「NPO法人フードバンク信州」、19日に子ども食堂を運営する「NPOホットライン信州」に贈呈する予定です。



(草刈りに汗を流す米田さん)

「暑いです!」。東京都在住の会社員米田義成さんは作業着姿で草刈りに汗を流しました。まず、生い茂った雑草をむしり取り、土の中に埋まったジャガイモをみんなで掘り起こしました。ソフトボール大のジャガイモも出て来て、「大きいね」と声が上がりました。みんなで手分けして野菜を切り、ルーと一緒に煮込んで食べました。


(採れたての野菜をみんなで切りました)


▽手をつないで帰ろう


(手をつないで農道を歩く子どもたち)

炎天下のため、全体の作業時間2時間のうち子ども達は前半の1時間で畑から引き上げ、芋井社会会館に戻りました。約500メートルの細い農道の脇は、急斜面が広がります。落ちたら大けがをしそう。浦中遙子さん(6)が年下のみんなに「みんなで手をつないで帰ろう」と声を掛けてくれました。大人たちが作業を終えて芋井社会会館に戻ってくるまでの間、遙子さんが子どもたちに絵本「ろくろっくび」などを読み聞かせてくれました。みんな真剣な表情で耳を傾けていました。



(絵本をみんなで読みました)



▽芋井支所職員や地域おこし協力隊員も参加


(あいさつする北村支所長補佐)

「芋井は市街地から近い。今は人口減少の一途をたどっているけど、地理的な優位性を行かせば可能性は大きい」
ジャガイモ掘りに参加してくれた長野市芋井支所の北村俊英・支所長補佐はこう話します。北村支所長補佐は同市風間出身。建設部などで市内のまちづくりに関わり、長野冬季パラリンピック事務局の経験も。芋井支所での勤務は、昨年4月に支所長補佐として着任したのが初めて。「地域の人によくしてもらいながら、芋井のまちづくり、将来を考えています。いまの芋井の最大の課題の一つは、高齢者の足の確保」と北村課長補佐。「『天空の里 いもい農場』の活動にも積極的に関わっていきたい」と話していただきました。


芋井を活動拠点にしている地域おこし協力隊員の小池将太さん(27)=大阪府出身=と古川悠太さん=埼玉県出身=も活動に参加していただきました。

(ジャガイモ掘りに汗を流す小池さん)


▽みんなで料理を出し合おう


(あいさつする山岸代表)

「みんなが収穫物をどんな風に料理するか、今度作ってきたり、教えてたりしてほしい」
山岸茂晴代表はいつも、農作物を調理して、昼ご飯に振る舞ってくれます。この日はモモのシラップ漬け。「みんなで色んな野菜を作って持ち寄ったら、いろんな交流が生まれるのではないか」。確かに普段、農作物を持ち帰ることが中心。どんな料理が出てくるか、期待してみましょう!


▽天空の里版「農業」クイズダービー


(農業をテーマにクイズ大会をしました)

「ダダン! 世界で一番作られているリンゴの種類は何でしょう」
事務局の西沢が司会者を務め、農業をテーマにした7問のクイズ大会をしました。世界一の生産量を誇る品種は「ふじ」。この問題に唯一正解できた曽根幸実さんが1位に。賞品に今日とれたての大きなズッキーニを選びました。ちなみに2位は幸実さんのお兄さんの康平君。


(クイズ大会に優勝した曽根幸実さんと2位の康平君)


(クイズ大会で3位だった参加者)

(牧野)


【次回、8/26の予定】
活動テーマ:「野菜が主役!夏野菜バーベキュー!&子どもの縁日!」スタッフ特製シロップ選び放題!豪華な特製カキ氷、味わえます。
活動内容:草取り、白菜・大根作付け、夏野菜などの収穫、夏野菜バーべーキュー


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