「天空の里 いもい農場」通信

長野市芋井広瀬の里山で、自然を身近に感じ、環境・農業・食べ物を大切に思う気持ちが育まれる事を目指した活動です。

2015年度最後の活動日<収穫祭>でたくさん収穫、山の幸をたっぷり頂きました

2015年11月21日 | 活動報告
 ブログ担当のクロです。早いもので2015年の活動日は今日が最後。今回は<収穫祭>ということで、畑に残された作物を全て収穫、そしてたっぷりと山の幸を味わいます。



 前回の「白菜収穫したい(隊)」と同様に大根、白菜に加えて、長ネギ、カブ、小松菜、ほうれん草、聖護院大根も次々に収穫。



 スマホを持ってるクロに、写真撮ってという声があちこちからかかります。



 そうして撮った写真の一部を紹介します。







 春菊の花で花束を作っています。



 収穫は一時間ほどで終了。予定では、畑の耕運をするグループ以外は、社会会館に戻って、料理をするということになっていたんですが、あいにくの雨。全員で会場に戻ることに。お母さんたちを中心に畑の幸を使ってたくさんのお料理を作ります。



 外では、くらかけ豆の殻むき作業と豆叩きに奮闘するメンバーも。寒いけど、頑張れー!



 一方、お母さんたちは「大根の煮物」「サツマイモのサラダ」「小松菜の煮びたし」「白菜のあんかけ」「白菜とリンゴのサラダ」ほか、料理作りに奮闘中。



 一方、子どもたちはおはぎ作りに挑戦。もち米に、すりごま、きなこをつけていきます。







 奮闘の甲斐あって、こんなにたくさんのおはぎや豚汁が出来ましたー。



 全員が集まって会長の挨拶に続き、畑の提供を頂いている地主さんから一言頂きます。



 この一年間で種をまいて収穫するまでにどれだけの手間がかかるかを体験されたと思います。いもいでは過疎化が進み、皆さんのような、子どもの姿を見ることは、ありません。

 ・・・と続けられ、日本の農業の置かれた厳しい状況の説明の後、農業は社会の土台(社会的共通資本=経済学者:宇沢弘文氏の言葉)を引いて、その重要性を熱く語られました。



 難しい話もありましたが、これからの時代を担う子どもたちが自然に触れ合うことの大切さを力説され、このいもい農場も頑張らなくちゃ、と強く感じました。

 頂きますの挨拶で、たくさんの料理を全員で堪能。事務局から、今年度の活動の様子、出された料理、地域との関わりなどの報告をさせて頂きました。



 また一年を振り返っての感想では、キャベツやキノコの収穫ができたらいいなぁとか、餅つきをしたい、またパン焼きをしたいといった要望や、スタッフが励まされるような発言もあり、有難い限りです。



 片づけの後。全員で記念撮影をして、閉講式を行い、今年度の活動の幕を閉じました。



 そこでの発言にあったように誰もケガすることなく、活動を終えることが出来たのは何よりだったと思います。去年と比べ、参加人数も増え、大きな進歩のあった一年でした。

 今年度の進歩と課題を受け止め、来年度に向けた準備もこれから進めていきます。これからも、天空の里いもい農場をよろしくお願いいたします。



 最後に12月5日(土)10:00~、社会会館の障子張り、調理室の換気扇、トイレ掃除などを行います。もし、参加を希望される方は imoi.hirose@gmail.com までご連絡下さい。当日は、坂城のねずみ大根をふんだんに使ったおしぼりうどんの振る舞いがあります。



 ご連絡をお待ちしています。


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