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セントルイス(漫才師ではない)へ飛び、今度は共和党支持者を訪ねる。
皆さん質実な毎日を送るクリスチャン。暖かく迎えてもらった。
今夜はラスベガスで民主党候補者達のディベートが開かれた。
テレビでは我がデニス・クシニッチ候補がどうせ勝てない(失礼)とふんでか、ここが勝負とばかり、捨て身でカメラに向かって吠えている。
「今の大統領をどうするのか?それが問題だー!」
共和党員のウケもなかなかだ。「彼は何も恐れていないわね。大したモンだわ。」ちょっと気分がいい。
民主党だからと言ってアタマから否定する様子でも無く、熱心に話を聞いている。が、ヒラリー候補が出て来ると少し表情が固くなる。最有力候補と言う事もあるだろうけど。どうしても許せないと言う。
理由はと訊くと、プロチョイス、中絶に寛容だからと言う事が大きいようだけど、それだけと言う訳でもないようで・・・。
話の合間に笑いながら「女はおばかでいるべきなのよ。」とこぼした。
「保守的」と言う言葉が浮かぶ。
印象としてはやはり政策うんぬんより、感情的な「好き、嫌い」の支配するところが大きいように感じる。だからお互いにコトバも通じない。
これは戦争で、何よりも打ち負かすことが最優先だ。
深い深い溝は埋めようが無いようにも見える。
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