てっきりてっくり

あっという間に1日が終わっちゃう

ブレイブ・ストーリー

2008年07月04日 | 読書
宮部みゆきのブレイブ・ストーリーを読みました。
文庫本で上・中・下巻だったかな。
ボリュームのわりに、一気に読めます。

異世界で冒険が始まる前の方が面白かったです。
異世界での話は、ありきたりといえば、ありきたり。
これだけだったら、どこにでもある話になったと思うけど、
前半の話が重いので、それでバランスが取れてます。

しかし、宝玉取りの展開は、あまりにご都合主義的。
まあ、ゲームだと思えば、ここで取れるのが当たり前だけど
これはゲームじゃなくて小説でしょ。
特に最後のは、あれはない。
友達が、あの行動を起こさなかったら、どうしたのかを考えると。

分類は、ファンタジーでいいのかなぁ?

光の王

2008年07月04日 | 読書
ゼラズニイの初期傑作です。
ちょっと前に再販されたから、買えるよ~。
って、2005年4月か。もう3年も経ってるのか。
でも、ま、普通に買えます。

私は、再読。
品切れの古い版で読みました。
絵が違うんだよね~。
新しいのは、なんか、ハーレクインロマンスの絵みたい。

ま、それはさておき、どんな話かというと、惑星殖民物ですね。
地球との交流はなし。
その惑星でのお話です。

で、不老不死を実現してるんです。
今だったら色々問題が起きると思うけど
体を培養して、そこに乗り移るというか、たぶん、脳のなんかをコピーしてる。

普通に子供も作ってるみたいだけど、人口爆発しないから、
まあ、まだ人口が圧倒的に少ないのかな。

ま、そんな再生技術を元にして、
権力者たちが、自分たちを神とするカースト制を敷いているという世界です。
インド神話を基本にしてます。

前に読んだときは、その辺がよくわかんなくて
なんかよくわからん、
という印象だったような記憶があるだけど、
再読してみて、なにがわからんかったのかわからん、です。
わかりやすいお話です。

人名で混乱したのかもしれないです。
神の名前で呼んだり、一番最初の体だったときの名前で読んだり、
そのほかの名前で呼んだりしてるから。

記事が長くなってきたので、もうすこし内容紹介をさらっと。

そんな権力を独占している神々と、その政策に反対する人たちなどとの戦いと愛の物語です。
ちょっとロマンチックです。

ところで、神っていうからには、普通の人とは違う能力があります。
まあ、スタンド@ジョジョみたいなものと考えてもらって、大丈夫。

で、恒例(?)のお絵かきもしたよー。

サブ登場人物のアグニ神とカーリー神。
人物の背景は、スタンド。なんかインドっぽくないね。

主人公格の人々は、どんな格好なのかよくわからなかったので
お絵かきできませんでした。
死の神ヤマは、人気キャラだと思うけど(女性に)、
赤い服着てることと、たぶんマントしてることしか、わかんないし。


何も見ずにドクロ、描ける?
私には無理でした・・・

っていうか、この絵、作品を貶めている気がする。
もうやめよう・・・


SENさんちに、必殺、トラックバック返し!!
おりゃ!!