鉄火丼のつれづれ日記

思ったことをつれづれなるままに…。(テレビ番組の感想が中心)

「僕の歩く道」(第1話:「誰よりも純粋な男」)

2006-10-12 01:25:27 | テレビ(ドラマ)
今週から新しいドラマ「僕の歩く道」がスタートした。
このドラマは、草 剛が演じる、大竹輝明という自閉症という障害を持つ青年の姿を描いたドラマである。


最初に、精神科医(加藤浩次)が輝明に「今から、私の話す言葉を覚えてください。」と言うシーンがあった。
このシーンを見ているときは私も輝明と一緒に挑戦してみたが、「寒い」という言葉を言っていたかどうか精神科医が問うてきた時、私は「あった。」と即答してしまった。(答えは「言っていなかった。」)

このテストをたった1人で受けていたら、30秒もしないうちにどんな単語を言っていたかわからなくなってきて、頭の中がごっちゃになってきてしまうだろう、と思う。
もし、あの精神科医が言っていたかどうか、記憶があやふやな単語を問うてきたら「覚えてません。」と真顔で答えてしまうかも。



今回は初回ということもあり、自閉症の特徴がいろいろと出てきた。
ドラマでは、輝明が三浦(田中 圭)に「最近どう?」と問いかけられて、「最近どう?」と返してしまったり、壊れたスピーカーのように「カレーはやっぱりチキンカレー!」と繰り返していたり(この点については、「こだわりがあるのも自閉症のひとつ」と都古(香里奈)が説明していた。)、というのが出てきたのであるが。

でも、私が実際に輝明のような行動をする人に遭遇したら、「?????」というフレーズが頭の中でぐるぐる回転してしまうだろう。
少なくとも誰かから“自閉症”という言葉を聞くまでは、その人について「ものすごく変なヤツ」という認識を持ってしまうだろうな…。
ドラマの中の登場人物と同じように。

その他、都古が河原という男と付き合っている、ということも描かれていたけれども、私はこれを見た時、輝明がこのことを知ってしまったらものすごくパニックになってしまうだろう…、と想像してしまった。
少なくとも、テンジクネズミの檻を誤って落としてしまったとき以上にパニックになるだろうな…、と。

そして、最後に都古が輝明を自閉症のことで責めたときは、「なんで!?」という気持ちになってしまった。


何はともあれ、次回以降、動物園のみんながどんな風にして輝明に接していくのかが楽しみだ。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
SHINGO。さんへ (鉄火丼)
2006-10-13 23:27:05
SHINGO。さん、コメント & TBありがとうございます。



今回のラストは、あれだけ動物園の人たちに「輝明を責めるな。」と言っていた都古が…、と思うと、意外でしたね。



>そんなに簡単にいく、病気ではないってことなんでしょうね。

確かに、自閉症はそんなに簡単にいくような病気ではないかもしれませんね。
返信する
こんにちは。 (SHINGO。)
2006-10-13 12:53:01
>最後に都古が輝明を自閉症のことで責めたときは、「なんで!?



僕も、意外なラストだったので、驚きました。

初回だから、わかりやすい起承転結があるのかな?と

思ってたもので。。。

まあ、そんなに簡単にいく、病気ではないってことなんでしょうね。
返信する

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