今回の「ハケンの品格」は、あの「ハケン弁当」のプロジェクトを東海林（大泉 洋）が中心となってやることになる、というところからだ。
と言っても、はじめは春子（篠原涼子）が運転する車に美雪（加藤あい）、賢介（小泉孝太郎）、東海林が同乗している、というシーンなのではあるが。
今回のエピソードは、前半で春子が言っていたこの一言に始まり、この一言に終わる、と感じた。
「社員には2種類しかいません。
(1)出世のために働く社員。
(2)人のために働いてしまう社員。」
ぶっちゃけた話、私は(2)のタイプだ。
私は地道に頑張っていればいつかは上の人も認めてくれると思っているし、何より、同じ仕事をやるにしても、他の人が喜ぶ姿を見たいと思うとすごく力が入る。
劇中で賢介が「（アンケートに答えてくれた）1000人の派遣さんたちに申し訳ない。」などとこぼしていたけれども、私も仕事がうまくいかなかったときのことを考えると、自分も賢介と同じように、「協力してくれた人たちに何て言えばいいんだ…。」といった気持ちになってしまうし、それ以上に自分に対して情けない気持ちでいっぱいになる。
また、ラストで東海林が「ハケン弁当」の案が賢介のものである、とカミングアウトしたときは「それでいいのだ！」と言いたくなった。
私はこのとき、「あの『ハケン弁当』のプレゼンは賢介がやるべきだ！」とも思ったし、何より、「出世のためにやりたくもない仕事をしていても、ただ、ただ、つらすぎるだけだし、心に響くようなプレゼンなんてできない！」、とも思った。
プレゼンの前夜に東海林と賢介が殴り合いの大ゲンカをしてしまうが、これがきっかけで東海林が桐島部長（松方弘樹）をぶっ飛ばしたい、という気持ちに気付いたところは評価できる、と思った。
ただ、彼らがケンカするところは見るに堪えないものだったのだけれど。
私も仕事でものすごくつらい時、上の人に「私をとことん苦しめて楽しいですか？」と言いたい気持ちになる。
こんな気持ちのまま仕事を続けていても、ますますやる気がなくなっていく。
でも、会社の人と雑談をしたりしていると、こんな気持ちも吹き飛んでしまうのだけれど。
もっと言ってしまえば、何かのきっかけで嫌な仕事も楽しくなってしまう、という事も少なからずあるのだから…。
最後に、春子の言った言葉に(3)の選択肢があるとすればどんなものだろう…、と、今でも知りたい気持ちでいっぱいだ。
たぶん、「僕の歩く道」に登場する、大竹輝明（← 草 剛が演じた。）がこれに該当すると思うけれど…。
そして、これを読んでいるみなさんは、(1)・(2)の選択肢のうちのどちらなのだろうか…、ということも…。
あとは余談になってしまうが、春子が自動車の修理ができなかった、というところでは、春子が帰ってしまうのを見るなり「最初からJAF呼べや！！」とツッコミを入れたくなってしまった。
春子は絵がうまくない、ということがわかった時は、「草 剛よりはまだマシだ！」と、なだめたくなった。
次回は東海林が失踪してしまうようだ。
春子の過去もわかるようなので、すごく楽しみである。
●関連記事
■他のブロガーの感想
・ハケンの品格 #08（「どらま・のーと」より）
・日本テレビ「ハケンの品格」第8話（「たまちゃんのドラマページ」より）
・ハケンの品格 第八話 「派遣にプロポーズ」（「どらまにあ」より）
・ハケンの品格 第８話 「派遣にプロポーズ」（「テレビお気楽日記」より）
・ハケンの品格☆第８回（「せるふぉん☆こだわりの日記」より）
・ハケンの品格（２月２８日）（「今日感」より）
・「ハケンの品格」第八回（「トリ猫家族」より）
・ハケンの品格 第8話「派遣にプロポーズ」 （「TV雑記」より）
・くつろぎ日記（「ハケンの品格 第8話」より）
・ハケンの品格 第8話：派遣にプロポーズ!?（「あるがまま・・・」より）
・ハケンの品格 第8話～派遣にプロポーズ～（「アンナdiary」より）
・私、邪念を捨てたんですーっ。（加藤あい）（「キッドのブログinココログ」より）
・ハケンの品格 第8話「派遣にプロポーズ」（「Happy☆Lucky」より）
・《ハケンの品格》★＃０８（「まぁ、お茶でも」より）
・ 【ハケンの品格】第８話（「見取り八段・実０段」より）
・ハケンの品格 第8回 感想（「ぐ～たらにっき」より）
・「ハケンの品格」第８話（「日々“是”精進！」より）
・日本テレビ「ハケンの品格」第8話：派遣にプロポーズ!?（「伊達でございます！」より）
・「ハケンの品格」♯０８（「気ままにいきましょう！」より）
・「ハケンの品格」第８話（「fool's aspirin」より）
・「ハケンの品格」第八話（「みょうがの芯」より）
・ハケンの品格 第８話 ベタになっちゃった！？（「レベル999のマニアな講義」より）
・ハケンの品格 第八話（「ちょっと変な話」より）
・ハケンの品格人物相関図。「ハケンの品格」第8話（「「ボブ吉」デビューへの道。」より）
・★教祖の啓示★083（「ラブ教総本山」より）
■過去の回の感想
・「ハケンの品格」（第1話：「働く事は生きること…スーパー派遣登場」）
・「ハケンの品格」（第2話：「大戦争！派遣 vs 正社員」）
・「ハケンの品格」（第3話：「正社員の友情・派遣の仁義」）
・「ハケンの品格」（第4話：「悲しい恋とお時給」）
・「ハケンの品格」（第5話：「お時給インベーダーとナマコ大先輩」）
・「ハケンの品格」（第6話：「残業バレンタインと涙」）
・「ハケンの品格」（第7話：「企画コンペに恋は厳禁」）
・春子の「社員には2種類しかいません。」というセリフを聞いて、思わず「自分はどっちだろう…。」と考えてしまった人は、ココをクリック！
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と言っても、はじめは春子（篠原涼子）が運転する車に美雪（加藤あい）、賢介（小泉孝太郎）、東海林が同乗している、というシーンなのではあるが。
今回のエピソードは、前半で春子が言っていたこの一言に始まり、この一言に終わる、と感じた。
「社員には2種類しかいません。
(1)出世のために働く社員。
(2)人のために働いてしまう社員。」
ぶっちゃけた話、私は(2)のタイプだ。
私は地道に頑張っていればいつかは上の人も認めてくれると思っているし、何より、同じ仕事をやるにしても、他の人が喜ぶ姿を見たいと思うとすごく力が入る。
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また、ラストで東海林が「ハケン弁当」の案が賢介のものである、とカミングアウトしたときは「それでいいのだ！」と言いたくなった。
私はこのとき、「あの『ハケン弁当』のプレゼンは賢介がやるべきだ！」とも思ったし、何より、「出世のためにやりたくもない仕事をしていても、ただ、ただ、つらすぎるだけだし、心に響くようなプレゼンなんてできない！」、とも思った。
プレゼンの前夜に東海林と賢介が殴り合いの大ゲンカをしてしまうが、これがきっかけで東海林が桐島部長（松方弘樹）をぶっ飛ばしたい、という気持ちに気付いたところは評価できる、と思った。
ただ、彼らがケンカするところは見るに堪えないものだったのだけれど。
私も仕事でものすごくつらい時、上の人に「私をとことん苦しめて楽しいですか？」と言いたい気持ちになる。
こんな気持ちのまま仕事を続けていても、ますますやる気がなくなっていく。
でも、会社の人と雑談をしたりしていると、こんな気持ちも吹き飛んでしまうのだけれど。
もっと言ってしまえば、何かのきっかけで嫌な仕事も楽しくなってしまう、という事も少なからずあるのだから…。
最後に、春子の言った言葉に(3)の選択肢があるとすればどんなものだろう…、と、今でも知りたい気持ちでいっぱいだ。
たぶん、「僕の歩く道」に登場する、大竹輝明（← 草 剛が演じた。）がこれに該当すると思うけれど…。
そして、これを読んでいるみなさんは、(1)・(2)の選択肢のうちのどちらなのだろうか…、ということも…。
あとは余談になってしまうが、春子が自動車の修理ができなかった、というところでは、春子が帰ってしまうのを見るなり「最初からJAF呼べや！！」とツッコミを入れたくなってしまった。
春子は絵がうまくない、ということがわかった時は、「草 剛よりはまだマシだ！」と、なだめたくなった。
次回は東海林が失踪してしまうようだ。
春子の過去もわかるようなので、すごく楽しみである。
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・「ハケンの品格」（第6話：「残業バレンタインと涙」）
・「ハケンの品格」（第7話：「企画コンペに恋は厳禁」）
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