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伝説のチャンピオン

2006-03-21 23:42:03 | セナ部
この曲を聴くとこの人を思い出すって曲、ありますか?
私はクイーンの「伝説のチャンピオン」(♪We~~~are the champions,my friendsってやつです)と言えばもう、セナのイメージ。

この曲、タイトルからしてすでに、アイルトン・セナのイメージが強いのですが(←私にとっては)、初めて聴いたのは、91年10月のF1日本GP開幕直前、フジテレビが放送した「F1日本GP前夜祭」という番組内で聴きました。
この「前夜祭」。いろんな名珍場面やドライバーのプライベート映像なんかを放送。そして番組のエンディング。「鈴鹿での名場面」映像とともに流れたのが、「伝説のチャンピオン」でした。

・・流れだした曲とともに、セナと、セナのチームメイトでもあり生涯最大のライバル、プロストのヘルメット越しの目が捉えられる。マシンのコクピット内で静かにその“時”を待つ二人。88年・日本グランプリ・・!

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鈴鹿とオーストラリアの2戦を残したこの時点で、セナ7勝。プロスト6勝。メモ1
この日本GPでセナが優勝すれば、88年ワールドチャンピオンシップのタイトルはセナの手中に、という状況でグランプリが始まった。

予選ではセナがポールポジション(1位)を獲得。プロストは2位。当然のようにフロントローメモ2を独占した。

運命の決勝。しかしセナは、スタート直後、マシン1台分も動かないうちにエンジンをストールさせてしまいエンジンストップしてしまう。
手を高く挙げ、必死に後方のマシンにサインを送るセナ。追突されたら、セナのレースはここで終わってしまう・・。

     

ワールドチャンピオンのタイトル獲得が遠のいていく中、セナにもう一度チャンスが舞い降りる。鈴鹿のホームストレートは緩やかな下り坂になっていて、セナのエンジンは息を吹き返したのだ。メモ3

この時セナのポジションは14位まで落ちたのだが、オープニングラップで8位までジャンプアップ。続く2周目で6位にまでつけてきた。
しかし問題はプロストとの差。この時点で9秒。5周目で13秒差まで広がる。

しかしこれは一時的なものだった。セナは「自分のリズムがつかめてきてどんどんスピードアップしていった」のだ。反対にプロストは、自分のマシンのギヤボックスの不調に悩まされる。

そして、鈴鹿の空に、雨。約束のような雨が降ってきた。

セナがプロストに追いつく。
27周目。プロストは最終コーナーの立ち上がりでシフトミス。これを見たセナは一気にプロストの背後に迫り、28周目に入ったホームストレートでプロストのスリップストリームメモ4に入る。
そしてストレートエンドで火花を散らしながらメモ5プロストをかわし、遂にトップに踊り出たのだ・・!

     
         (右がセナ)

そのままセナはトップを守りきり、51周を1時間33分26秒173で走り抜いた。
チェッカーの瞬間、両手でこぶしを握り締めそして空高くつきあげた。セナ、28歳。新ワールドチャンピオン誕生の瞬間・・!!
何度も何度も何度もこぶしを握りしめ、喜びを爆発させたウィニング・ラン。バイザーメモ6を上げたその奥の瞳には、涙があふれていた。

     
         (想いがあふれる)


メモ1
この年最強だったマクラーレン・ホンダ。ほとんどのレースをセナかプロストのどちらかが優勝。正確に言えば、年間16戦のうち、マクラーレン・ホンダが15勝しました。うちわけはセナ8勝。プロスト7勝。
唯一、他チームでの優勝は、当時フェラーリに所属していたベルガー☆(まるちゃん!ベルガーよ。懐かしやぁ~~)
補足:「有効ポイント制」というルールで、優勝回数ではなく獲得したポイントで優勝が決定。

メモ2
レースのスタートは車列2列でスタート。なので1番、2番が真正面には誰もいない一番前となります。もちろん1番2番の間に差はあります。
バイクなんかは4列スタートとかありますよね。

メモ3
同時に、日本人ドライバー中嶋悟も、同じような状況に陥っていました。この時、予選初日・つまり決勝の2日前に、母親を亡くしていた中嶋選手。エンジンが下り坂で息を吹き返したときのことを「誰かが(←お母様のことでしょう)マシンを後ろから押してくれたように感じた」と語っています。
7位完走。

メモ4
マシンのすぐ後ろは真空状態のようになっていて、風の抵抗がなくなります。それが(そこが)スリップストリーム。ストレートでは、その状態を利用し、前のマシンを抜く際にスリップストリームに入り、スピードを上げて一気に抜かしにかかる方法がよく見られます。

メモ5
車体の底などが路面にすれて火花が散っていました。今のマシンはそうならないような造りになっていて、現在のレースではこんな迫力あるシーンは見られないそうです。マシンから飛び散る火花でさえ、“懐かしい”風景になってしまったぁ~。

メモ6
ヘルメットの前の透明なところ。

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この記事、実は去年の9月から書こう書こうと思って思考錯誤?していました。たはは。なんとか今日やっとこさできました!でも、いまいち何が書きたかったのか伝わらない仕上がりに・・。(すみません)
セナ、ほんとはまだ「伝説」なんかになってほしくなかったけれど・・。
今日、3月21日はセナの誕生日なんです。
セナが生まれてきてくれたことに、感動と感謝!!
そう、そしてそれは海よりも空よりも宇宙よりも大きいんです。

カルガリー

2006-03-21 16:27:19 | ジョニー部
世界選手権男子シングルの予選が終わりました。予選やし、けっこう平気かも?と思っていたけれど、とんでもなかった・・緊張した~~・・。


ランビエール選手が断トツな感じで1位。
そして2位がなんとびっくり(でもないかも?)、織田くんです。う~~ん。大崩れをしないそのパワー、どこから生まれるのかしら?!すごい!嬉しいんだけれどでも本音は複雑!
ジェフ君。2回転倒しちゃったのにすごいなぁ。どんなスケーティングだったのかしらん?4位。

結果6位だったジョニーは、jujuさんForumでの情報によると、腰を痛めていたそうで・・(涙)。腰って、腰って、ほんとにつらいし、こわい。また体にムチ打ってんじゃないかと心配です。
そんなジョニー。なんとクワド(4回転)を試みたそうです!ステップアウトはしたけれど、こらえたみたい。もう泣けてくる~~。

どうかどうか、怪我がひどくなりませんように・・!
もういきなり明日がSPです。
SPの滑走順のち結果表

 <カルガリー思い出>
約8年半前にカナダへ旅行に行きました。カルガリーの空港からバスに乗り換えバンフに向かう途中、カルガリー冬季オリンピックで使われたスキーのジャンプ台のすぐ横の道を通りました。迫力のジャンプ台を間近で見れたことに(夏だったので人も雪も無し。台のみだけど★)感動したっけ。写真も撮ったぜ!流れる車窓からだけど~。

 <カルガリー情報>
カルガリーの空港はとても大きくて、スペースシャトルの緊急着陸場所として指定されてるそうだ!

 <カルガリー願望>
あ~~★よくよく考えたら、私、カルガリーに居たんだ~~。(注:ほんの一瞬)
世界選手権するんだったら、そのままカルガリーで待っとけばよかった!!